新卒3年目は転職のチャンス?転職実態とおすすめの転職エージェント

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「新卒3年目は転職しやすいって本当?」
「新卒3年目で転職を考えているけれど、転職エージェントに登録した方がいいのかな」

このような疑問をお持ちではないですか?

新卒3年目は転職しやすいことは事実ですが、最適な転職をするためには転職エージェントを活用することが重要なんです!

この記事では、新卒3年目の転職実態から転職のメリットとデメリットなど新卒3年目の転職で知っておきたい情報をまとめています。

併せて、新卒3年目におすすめの転職エージェントも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

Contents

1. 新卒3年目の転職実態

まずは、新卒3年目の転職実態について以下3点解説します。

  1. 入社3年目は転職を考える人が多い
  2. 入社3年目の人の転職理由
  3. 新卒3年目の転職が有利な理由

順に説明します。

(1)入社3年目は転職を考える人が多い

以下は、(株)マイナビが転職経験者を対象に行ったアンケート「初めての退職は入社何年目の時?」の結果です。

引用:転職は「とりあえず3年」働いてから? 入社3年以内の転職は不利? アンケートで分かった意外な事実とは|マイナビ転職

1年目は17.7%、2年目は23.0%、3年目は25.7%と、3年目に転職を考える人が最も多い結果となりました。

また、厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況」では、就職後3年以内の離職率は高卒就職者36.9%、新規大卒就職者31.2%と発表されています。

そのうち、入社3年目で辞めている人は高卒就職者8.1%、短大卒就職者10.6%、大卒就職者8.3%となっています。

このことから、3年目で転職する人は少なくないといえるでしょう。

(2)新卒3年目の転職理由

新卒3年目で転職を考える理由は、収入、労働条件、人間関係の3つが多く挙げられています。

以下は、厚生労働省の「令和2年雇用動向調査結果」の「前の勤め先を辞めた理由」をもとに作成した離職理由ランキングです。

■男性離職理由

順位 20~24歳 25~29歳
1 給与等収入が少なかった(13.2%) 職場の人間関係が好ましくなかった(15.2%)
2 労働条件が悪かった(11.8%) 給与等収入が少なかった(12.8%)
3 仕事の内容に興味を持てなかった(8.5%) 労働条件が悪かった(11.2%)

■女性離職理由

順位 20~24歳 25~29歳
1 労働条件が悪かった(21.0%) 職場の人間関係が好ましくなかった(14.6%)
2 給与等収入が少なかった(11.5%) 給与等収入が少なかった(11.8%)
3 職場の人間関係が好ましくなかった(11.2%) 労働条件が悪かった(9.8%)

このことから、収入、労働条件、人間関係などが努力しても一向に良くなる見込みがない場合は、転職を考えることも一つといえます。

(3)新卒3年目の転職が有利な理由

新卒3年目の転職が有利といわれるのは、以下のような理由が考えられます。

新卒3年目の転職が有利な理由
  • 少子高齢化によって労働人口が減っており、若手の需要が高まっているため
  • 新卒同様の若さや柔軟性、伸び代があるため
  • 新卒1・2年目よりスキルがあり、戦力になるため

新卒3年目は新卒同様のフレッシュがありながらも、スキルや経験があることから企業からの需要が高いのです。

また、3年間続けて働いたことから「短期離職はしないだろう」と思ってもらえる点も新卒3年目の強みでしょう。

2. 新卒3年目で転職するメリット・デメリット

次に、新卒3年目で転職する場合のメリットとデメリットを紹介します。

  1. メリット
  2. デメリット

順に説明します。

(1)メリット

新卒3年目で転職する場合、未経験業界や職種にチャレンジできたり、選考で社会人経験をアピールできたりします。

また、第二新卒の中でも新卒1・2年目よりも転職難易度が低いこともメリットの一つです。

以下は大学卒業後の年数による転職難易度です。

転職難易度
  • 新卒1年目…短期離職であることから転職の難易度が高い
  • 新卒2年目…多少苦労するが、1年目よりは転職しやすい
  • 新卒3年目…経験やスキルがあるため転職しやすい。業界や職種を絞れば給与アップも狙える

近年、若い人材を確保するために第二新卒を歓迎する企業が増えていますが、第二新卒の中でも新卒3年目の需要が最も高いため、転職しやすいといえるでしょう。

(2)デメリット

新卒3年目の転職デメリットは、未経験の仕事に挑戦する場合に年収が下がる可能性があることです。

全くの未経験業界・職種の場合は一から学ぶ必要があり、企業からすると教育コストがかかるので、新卒時と同じくらいの給与設定にするケースがあるためです。

また、3年間の社会人経験があるとはいえ、企業によっては「すぐ辞めるのではないか」と懸念される可能性もゼロではありません。

新卒3年目の場合はそこまで気にする必要はありませんが、転職理由は前向きに伝えられるよう準備しておきましょう。

3.新卒3年目は転職で年収は変わるの?

以下は、厚生労働省の「令和2年雇用動向調査結果」の「転職入職者の賃金変動状況」をもとに作成した表です。

年齢 転職後に収入が増加した 転職後も収入は変わらない 転職後に収入が減少した
20〜24歳 47.6% 29.4% 21.6%
25〜29歳 37.2% 30.3% 32.3%

転職後の収入は変わらない・減少した人が一定数いるものの、収入が増加している割合が最も多い結果となりました。

また、20代前半よりも20代後半の方が転職後の収入が減少した割合が10%以上高くなっています。

このことから、年齢が上がるほど今勤めている会社の給与も上がるため、異業界・職種へ転職した場合は給与が減少する可能性があると考えられます。

4.新卒3年目の転職で給与アップするなら転職エージェントへの登録が必須

ここでは、新卒3年目の転職で収入アップするためのポイントを以下3つ解説します。

  1. 給与水準が高い業界に転職する
  2. 実力主義の企業に転職する
  3. 転職エージェントに登録する

順に説明します。

(1) 給与水準が高い企業を目指す

転職先の基本給が低かった場合は、どれほどスキルがあっても年収アップは厳しいでしょう。

そのため、転職で収入を上げたい人は、高収入の傾向がある業界や上場企業、規模は小さくとも業績の良い企業などを目指しましょう。

未経験の業界や職種を目指す場合は、以下の仕事がおすすめです。

おすすめの業種・職種
  • 営業職(特に不動産業・人材サービス業など)
  • 施工管理技士(建設業)
  • インフラエンジニア(SES企業)

上記の仕事は、比較的学歴に関係なく平均以上の年収を稼ぎやすい特徴があるので、興味のある職種があれば、ぜひ検討してみてください。

以下の記事では、第二新卒におすすめの業界を紹介していますので、こちらも参考にしてください。

第二新卒におすすめ業界とは?企業選びの4つのコツと3つの注意点

2022.02.28

無資格・未経験でもできる仕事って?転職するコツから正社員になる方法まで徹底解説!

2022.02.28

(2) 実力主義の企業に転職する

年功序列の評価制度を採用している企業の場合は、転職してすぐに年収は上がりにくいでしょう。

年功序列の場合は、勤続年数が給与を決める基準となるので、高いスキルや専門知識は評価対象にならないためです。

年収アップを目指す人は、成果次第で給与が決まる企業や、インセンティブなどを導入している、資格手当があるといった企業を選ぶことをおすすめします。

例えば、これまでに営業職で実績があり、転職先でも営業で即戦力になれるのであれば、成果主義の企業に転職した方が年収アップにつながるでしょう。

(3) 転職エージェントに登録する

上記のような企業を数多くある求人から探し出すのは、時間がかかってしまいます。

転職エージェントであれば、あなたの希望条件に合う転職先候補を紹介してくれます。

新卒3年目が年収を上げるためには、「即戦力」が前提であり、市場のニーズが高いスキルを持っていることが大切です。

しかし、どれほど希少価値の高いスキルを持っていても、そのスキルを求める企業を知らなければ、年収アップは実現できません。

転職エージェントは、あなたのスキルを求める企業を瞬時にリサーチができるので、市場から見てニーズの高いスキルを持ってさえいれば、年収アップできる可能性のある企業をすぐに紹介してもらえるのです。

また、転職エージェントは求人紹介だけでなく、年収交渉も代行してくれます。

エージェントが求職者のスキルや経験を加味して第三者として交渉してくれるので年収アップが叶いやすくなります。

転職で年収アップを叶えたい新卒3年目の人は、まず転職エージェントに相談しましょう!

5.新卒3年目の転職に強いエージェント5選!

ここでは、新卒3年目の転職に強いエージェントを以下6つ紹介します。

  1. キャリアスタート
  2. リクルートエージェント
  3. マイナビエージェント
  4. dodaエージェントサービス
  5. ウズキャリ

順に説明します。

(1)キャリアスタート

キャリアスタートは、第二新卒など若手の求職者の転職に特化した転職エージェントです。

3,000人以上もの転職支援を行ってきた豊富な実績があるため、新卒3年目の転職ノウハウも蓄積されています。

若い人材の収入アップを叶える転職を得意としており、入社直後の年収アップ率はなんと83%!

また、単に内定を獲得するのではなく入社後のキャリアを見据えた転職支援を行っているため、入社後の会社定着率92%です。

新卒3年目で「本用に良い転職」をしたい方におすすめのエージェントです。

(2)リクルートエージェント

リクルートエージェントは、2020年6月時点で転職支援実績No.1の総合型エージェントです。

保有する求人数が多いことが特長で、第二新卒歓迎の求人情報も2022年6月時点で12,779件ありました。

また、「未経験職種・業種への転職セミナー」や「第二新卒必見!自分に合った転職活動の進め方」を開催して、第二新卒のサポートも行っています。

(3) マイナビエージェント

マイナビエージェントは、大手総合型エージェントで、リクルートエージェントと同様、保有する求人数が多いことが特長です。

第二新卒歓迎で求人検索したところ、2022年6月時点で公開求人数約4,500件、非公開求人数6,266件ありました。

特に営業職、IT・Web、⾦融に強いエージェントです。

(4)dodaエージェントサービス

dodaエージェントは、業界最大級の約10万件の求人情報を保有している総合型エージェントです。

第二新卒歓迎で求人検索すると、59,767 件(2022年6月時点)ヒット。

dodaの特長は、大きな実績がない転職者でも、仕事への取り組み方といった成果以外の「強み」をキャリアアドバイザーが引き出して選考で活かすことです。

このことから、第二新卒の利用者も増えています。

(5) ウズウズキャリアサポート

ウズウズキャリアサポートは、第二新卒など20代向けに就業サポートを行うエージェントです。

「ブラック企業は徹底排除」をモットーとして、厳格な判断基準のもと労働環境や教育体制などを細かくチェックしています。

就職内定率は86%、入社後の定着率は96.8%と、就職支援実績も業界トップクラスです。

6.新卒3年目の転職活動での注意ポイント5つ

ここでは、新卒3年目の転職活動において気を付けたいポイントを以下5つ紹介します。

  1. すぐ退職しないこと
  2. 転職理由の明確化や自己分析を怠らないこと
  3. 業界研究と企業研究をおろそかにしないこと
  4. キャリアプランをあいまいにしないこと
  5. 選考対策を一人でしないこと

順に説明します。

(1)すぐ退職しないこと

(株)マイナビ「転職動向調査 2021年版」によると、転職を考え始めてから現在の勤務先に応募するまでの期間は、ほとんどが2か月未満のようですが、約3割は2か月以上、約1割は半年以上かかっている結果が出ています。

転職活動が長期化した場合、退職していると収入減がない焦りから、とりあえず内定をもらうために会社を吟味しない可能性があります。

その結果、転職先もブラック企業だった…といったことになることも。

余裕をもって冷静に転職先を探すためにも、転職先が決まるまで退職はしない方が良いでしょう。

(2)転職理由の明確化や自己分析を怠らないこと

転職理由は選考で聞かれる可能性があるため、しっかりと考えておきましょう。

また、転職活動の軸を決めるためにも、自分の希望を明確化することが大切です。

今の仕事の何に不満があるのか、どういう働き方をしたいのかなどを書き出してみることをおすすめします。

(3)業界研究と企業研究をおろそかにしないこと

20代の働き方研究所が実施した20 代転職経験者アンケートでは、「転職においてギャップがあった」と回答した転職者は66.5%に上りました。

また、ギャップがあったと答えている人の3割近くが「仕事内容が想定と違った」と回答しています。

一部の情報だけを鵜呑みにして勢いで転職を決めてしまうと、想像していた仕事とは違っていたということが起こり得るのです。

このようなことを防ぐためにも、転職活動では業界・企業研究をしっかり行いましょう。

(4)キャリアプランをあいまいにしないこと

(株)マイナビ「転職動向調査 2021年版」の「面接時に評価された内容」の20代解答では、「職務経験」に次いで「ポテンシャル」が多い結果でした。

将来仕事で実現したいことなどを書き出し、逆算してどのような企業に転職したら良いか考えてみましょう。

キャリアプランが明確であれば、企業からの評価も高くなります。

(5)選考対策を一人でしないこと

応募書類や面接対策などは第三者に見てもらいましょう。

特に企業が重視する志望理由や自己PRなどは、主観のみで対策するよりも他の人に見てもらうことでぐっと質が上がります。

選考対策を見てもらう際は、転職活動のプロである転職エージェントを活用すると、より選考通過率がアップします。

以下の記事では、第二新卒の就活方法を詳しく解説していますので、こちらもぜひ参考にしてください。

第二新卒の就活|準備から面接時の注意点まで、成功のポイントは?

2019.12.24

7.新卒3年目の転職活動は転職エージェントを活用しよう!

最後に、新卒3年目が転職エージェントを活用するメリットを以下4つ解説します。

  1. 効率的に最適な転職先を見つけられる
  2. 年収を上げることができる
  3. ブラック企業を避けられる
  4. 徹底した採用試験対策で選考通過率が上がる
  5. 転職エージェントならキャリアスタートがおすすめ!

順に説明します。

(1) 効率的に最適な転職先を見つけられる

転職エージェントは、公開求人だけでなく非公開求人も保有しています。

エージェントに登録することで、より多くの求人情報が提供してもらえるのです。

新卒3年目の持つスキルや経験を活かせる企業を自分で探すよりも、転職エージェントを活用すれば効率的かつあなたに最適な転職先を見つけることができます。

(2) 年収を上げることができる

新卒3年目は、前職で給与が上がっていることもあり、転職先によっては収入が下がってしまう可能性があります。

転職エージェントでは、あなたのスキルや経験を加味して企業に年収交渉を行います。

求職者の立場ではなかなか難しい年収交渉ですが、エージェントが代行することで、角が立たずスムーズに年収を上げることができるのです。

(3) ブラック企業を避けられる

2年以上働いた企業を辞め、キャリアアップなどを目指して転職したにもかかわらず、転職先がブラック企業だった…というケースは少なくありません。

早期退職を繰り返すと選考で不利になってしまうだけでなく、キャリアにも傷がついてしまいます。

転職エージェントは、企業の内部情報まで把握しているため、ブラック企業を紹介することはありません。

長く勤められる会社を探している人は、エージェントの登録は欠かせないでしょう。

(4)徹底した採用試験対策で選考通過率が上がる

転職エージェントは企業が求めている人材なども熟知しているので、企業に合わせた効果的な選考対策することが可能です。

また、面談などで求職者が気づいていない強みなどを引き出すので、アピールポイントを増やすことができます。

そのため、一人で選考対策するよりもはるかに選考通過率が上がるでしょう。

(5) 転職エージェントならキャリアスタートがおすすめ!

5.新卒3年目の転職に強いエージェント6選!」でも紹介したとおり、キャリアスタートは第二新卒をはじめ若年層の転職支援に特化したエージェントです。

キャリアのプロが転職者一人ひとりと真剣に向き合い、第二新卒や未経験を採用している企業から最適な転職先を紹介するだけでなく、年収交渉やキャリア形成の考え方のアドバイスまで幅広く対サポートしています。

「収入をあげたい」「もっと自分の強みを活かした仕事をしたい」といったことはもちろん、「そもそも転職した方がいいのかな?」といった相談も大歓迎です。

転職関係で悩んでいる人は、キャリアスタートに相談しましょう!

まとめ

本記事では、新卒3年目の転職で知っておきたい情報をまとめました。

新卒3年目は、1・2年と比較して転職しやすく、企業からの需要も高い人材です。

しかし、あなたの強みを活かしたより良い転職を叶えるためには、転職エージェントの活用が必要不可欠です。

新卒3年目で転職を検討している人は、まず転職エージェントに登録しましょう!

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