会社を辞めたいと思う理由|辞める前に行うべきこと、辞める際の流れ

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厚生労働省の発表している「新規学校卒業就職者の在職期間別離職状況」によると、新卒で就職した人が、3年以内に離職する割合は大卒で3割以上、短大卒や高卒ではほぼ4割もの数字になっています。会社を辞めたいと思う理由は、人それぞれ考えられますが、主な理由にはどのようなものがあるのでしょうか。また会社を辞めたいと思った時に、まず行うべきことや辞める際の流れについて解説します。

会社を辞めたいと思う主な

今、勤めている会社を辞めたいと思う理由は、人それぞれではないでしょうか。しかし、一般的には下記のようなことが主な理由と考えられます。

給料に不満がある

頑張って仕事をしていると思っていても、それに対して給料が見合っていないと感じたり、このまま今の会社にいても給料アップが見込めないと思ってしまうと、なかなか仕事に対するモチベーションが上がらないものです。そのため、今の会社を辞めてもっと給料の良い所へ転職したいと考えるようになります。

人間関係がうまくいかない

職場で人間関係がうまくいってないような場合も、会社を辞めたいと思う大きな理由となります。職場の雰囲気になかなか慣れることができずに、仲の良い同僚がいないくて孤立しがちであったり、上司と合わないや上司からのパワハラなどがあるといったケースでは、それがストレスとなり仕事に集中できないばかりか鬱など精神的に働くことができなくなる可能性もあります。

労働時間が長い

労働時間は、労働基準法という法律で原則として1日8時間、週に40時間以内と決められていますが、繁忙期や月末月初など忙しい時期には、定時に仕事を終えることができず上司の指示によって時間外労働いわゆる残業をするのが一般的です。

最近では、過労死などが社会的な問題として大きく取り上げられていることから、2019年4月に改正された労働基準法によって、1か月の残業時間の上限は100時間と設定されています。しかし、法律で決められた限度内の残業時間であっても、残業代よりプライベートな時間を大切にしたい人にとっては、十分に会社を辞めたいと思う理由となります。

また、労働基準法に定められる1日8時間、週40時間の労働時間から、年間で労働できる時間を計算すると260日以内となり、つまり年間で105日は休日が必要となります。しかし、企業によっては休日出勤を求められたりと休みが取れない場合もあります。休日がないとプライベートな時間が取れないばかりか、日頃の疲れが取れずに体力的にきつかったりと働くことが苦痛に感じることにもなります。

仕事内容に不満がある

会社そのものや給与など待遇には満足していても、業務内容が自分に合っていないや、自分の能力を十分に活かせないなど仕事の内容を好きになることができずに、苦痛に感じる場合もあります。また、スキルアップを目指しているが、今の職場ではスキルアップを見込めない場合など、時間を無駄にしていると感じてしまい会社を辞めて転職しようと考える傾向にあります。

会社を辞める前に行うべきこと

会社を辞めようか悩んでいる場合には、勢いで辞めてしまわず、まずは冷静になって判断をする必要があります。感情的に辞めると言ってしまって、後から後悔するといったことも考えられます。本当に退職した方が良いのか、もう一度考えてみましょう。その上で退職を決断したら、退職後に困らないように在職中に準備を進めましょう。

辞めたい理由を書き出す

本当に今退職する必要があるのか判断するために、会社を辞めたいと思っている理由を具体的に書き出してみます。そして書き出した理由に対し、改善策を考え記入していきましょう。中には自分自信の考え方や行動が変わることで解決できる理由の場合もあります。

現在の会社で改善可能か考える

考えた改善策が、現在の会社に在籍しながらでも可能であれば、まずは辞めずに実行してみましょう。その上で、現在の会社で改善できないような理由であれば転職を考えてもよいかもしれません。しかし転職を決意し、転職先が理想的な会社に見えていても、実際に働き始めると思っていたとは違ったということもあります。そのように転職には一定のリスクが付き物のため、まずは現在の会社を辞めずに働くことができないかを慎重に判断することが大切です。

現在の会社に勤務しながら転職活動を行う

好調な日本経済と労働人口の減少により、企業の人材不足は深刻です。そのため、新卒で採用できない人材を第二新卒など若手の転職を取り込み確保しようと、各企業は中途採用に積極的です。そのような情況の中、今は転職するには絶好のチャンスと言えますが、退職してもすぐに希望の転職先が見つかるとは限りません。

 

すぐに転職が決まらない場合には、収入が途絶えることとなります。貯金があればよいですが、転職先が決まらない状態が長引けば生活するのが困難になることも。また、職歴に空白期間が出来ることで、企業の採用担当者からは、ビジネス感覚が鈍っていないかや専門知識に遅れがないか、前職とトラブルを起こして辞めたのではないかなどマイナスのイメージを抱かれやすく、転職活動では不利になります。

 

以上のようなリスクを避けるためにも転職活動では、他社の内定をもらってから現在の会社を退職するようにしましょう。また退職する場合には、少なからずとも現在の会社や部署の仲間に迷惑をかけることになるため、言い出しづらいといった人もいます。しかし、転職先が決まってしまってからであれば、切り出しやすくし上司や同僚も新らたなスタートを祝福してくれるかもしれません。

会社を辞める手順

無事に転職先が決まったら、現在の会社を辞めるための手続きを行います。立つ鳥跡を濁さずという言葉もありますが、会社を辞める時にはマナーに沿って出来るだけ上司や同僚などに、迷惑をかけないような手順を踏んで退職するようにしましょう。

STEP1:直属の上司に退職の意思を伝達

円満に退社するためにも、まず最初に直属の上司に退職の意思を伝えます。もし、上司が知る前に退職の噂が社内に広がってしまった場合には、部下の管理ができていない評価され、上司の立場がなくなってしまう可能性があります。退職の意思を伝える時には、きちんと説明できるように時間を取ってもらうようにしましょう。

 

上司に退職の意思を伝える前には、就業規則を確認して、退職願いを提出してから退職できるまでの期間を調べておくようにしましょう。民法627条では「当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する」となっており、退職願いを提出してから2週間過ぎれば退職できることになっています。しかし、一般的には仕事の引継ぎなどを考慮して、30日以上前までに退職を申し出るように定めている就業規則が多いようです。強く希望すれば民法により2週間で退職することはできます。しかし、退職後に現在勤める会社とビズネスで関わることが無いとは言いきれません。民法の規定をゴリ押しするより就業規則に従って円満退社するほうがよいでしょう。

STEP2:退職願の提出

上司に退職の意思を伝えた上で、承諾が得られ退職日が決まったら会社に退職願を提出しましょう。退職願の書式については、会社で決まった様式があればそれに従って記入するようにします。

STEP3:引き継ぎ、社内外の挨拶

退職するにあたって社内に挨拶する際には、直属の上司に相談して退職願を提出し正式に受理された後で行うようにしましょう。支店や営業所などがあり直接の挨拶が難しい人がいる場合には、一斉送信のメールでも構いません。しかし、特にお世話になった人などには、直接電話をしてご挨拶するとよいでしょう。

 

退職する日が決まったら、スケジュールを立てて、しっかりと業務の引き継ぎを行います。自分が担当していた業務を洗い出して整理し、引き継ぎ書を作成しておけば、後任者がスムーズに業務を進めることができます。

 

営業職など取引先などへの挨拶も必要な場合には、後任者を一緒に行き紹介するようにしましょう。直接挨拶に伺えない場合は、メールで退職の挨拶をして後任者の名前を伝えます。この際、転職する企業の連絡先などは記入しない方がよいでしょう。特に同業他社への転職の場合には、顧客を持って行ったと疑われる可能性があります。

転職で心機一転を図るならキャリアスタートがおすすめ

現在の会社から転職して心機一転頑張ろうと決断したなら、出来るだけ早い時期に転職活動をスタートしましょう。転職は若いうちの方が有利です。自分に合った転職先企業を探すには、転職サイトやハローワークなどさまざまな方法がありますが、在職のまま転職活動をするなら転職エージェントを利用するのがおすすめです。転職エージェントは無料で登録することができ、専任の担当者が求人情報の紹介から、応募企業との面接の日程の調整などもサポートしてくれます。今回は、転職エージェントの中でも、「20代がおすすめする転職支援会社」にも選ばれたキャリアスタートの特徴をご紹介します。

キャリアスタートの特徴

キャリアスタートは、フリーターや第二新卒など若手のサポートに特化した転職エージェントです。無料で利用でき、転職のプロがマンツーマンで転職をサポートしてくれます。また、転職活動のサポートだけでなく,円満退職のための相談やアドバイスをもらうこともできます。

 

それ以外にも、さまざまなサポートやサービスが充実しており、1万人の転職相談から生まれた転職のコツが詰まった「転職成功BOOK」を無料で貰えたり、同世代の転職者の話が聞ける「転職交流会」も毎月開催されています。

参考:https://careerstart.co.jp/service

先輩たちの声

・S・Kさん

前職はどんな仕事をされていましたか?

経験者数7社で、正社員歴合計2年でしたが、これからはもっと稼いでいかないといけないなと思っていました。 現在離職中であり将来の為のスキルアップやキャリアアップが可能な仕事を探していました。 営業は未経験ではありますが、自身の将来の為にチャレンジしたいという意欲が強かったです。

キャリアスタートに登録しようと思ったきっかけは何でしたか?

早く転職をしたかったのと、登録して話を聞いてみたかったからです!

実際にキャリアスタートで面談してみていかがでしたか?

今、目指す方向や仕事をする上での大事にしたい事などをしっかり聞いてくれて、その上で自分にあいそうな企業を紹介してもらう事ができました。

 

佐藤さん

今回の転職で叶えたかった事は何でしたか?

前職は長時間の立ち仕事で休憩が数十分と短く、体力的に厳しい仕事でした。人を喜ばせたり貢献できる仕事だと感じ好きな仕事でしたが、長く働く事がイメージできず退職しました。その為、人の役に立てる仕事で長く働ける仕事がしたくて、色々調べていくうちにIT系のサポート職に就きたいと思うようになりました。

エージェントを利用したきっかけは何ですか?

一人では色々な意味で正解が解らなかったり、情報としても色々教えていただけると思い利用しました。

キャリアスタートの良かった点を教えてください。

皆さんとても優しく、お電話での対応から優しさを感じました!初めて伺うときに遅れてしまい、駅から電話をしたのですが、「気にせずに、気を付けてきてくださいね」と、とても優しい対応が印象的でした。また、担当して頂いたCAの方も含め他の方にもお会いしたのですが、一緒にトレーニングをしていただき皆さんとても楽しく、沢山笑わせて頂きました!笑

 

上坂香織

今回の転職で叶えたかった事を教えてください!

30歳を超え、今後を考えた時、現在は日給制で販売ゆえに不規則な勤務が続いており、将来を見据えた時、対人経験を活かしながら、もっと仕事とプライベートにメリハリをつけ、専門性を身につけたいと考え今回転職に至りました。

なぜ、エージェントを利用しようと思いましたか?

自分で1社だけ受けていたんですけど、入社時期とか年齢もあってうやむやになってしまっていて。。そこで転職アプリに登録していてオファーがきたので、内容を読んだ時、「販売から異業種に転職サポート」っていうのを見て気になったからです。

キャリアスタートを利用してみていかがでしたか?

とにかく、サポートやフォローですね。面接の事前準備や伝え方の相談にのってくれたのがすごく助かりました。一人だと「自分が言っていることが効果的なのか」とか「自己紹介ってどうすればいいの」とかどういう伝え方がいいのか分からなかったので、そのアドバイスをしてくれたのもありがたかったです。

会社を辞めたいと思った時!まずは、しっかりと準備を行ってから転職活動をスタートしましょう

解説した通り、会社を辞めたいと思った時には、まず会社を辞めたいと思った理由を分析して、本当に辞めるべきかを冷静に判断しましょう。そのうえで、転職を決意した時には、先に退職せず在職のまま転職活動をスタートするのがおすすめです。仕事をしながらの転職活動には時間の制限があることもあります。その際には、転職エージェントの利用を検討しても良いかもしれない

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