履歴書に書く年号は西暦と和暦のどちら?記載するときの注意点と例

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転職活動の際、自己分析や求人チェックはもちろんのこと、求人に応募した際に必要な書類の準備も欠かせません。就職活動でまず必要になるのが履歴書ですが、これまでの学歴・職歴など、どの応募企業でもテンプレートで活用できる部分はあらかじめ準備できますよね。

学生や職歴、誕生日など、年号を描く際に気になるのが「西暦」と「和暦」。そもそも履歴書ではどちらが正解なのでしょうか?今回は、履歴書に年号を記載する際の注意点と書き方事例についてご紹介していきます。

履歴書に記載する年号の選び方と注意点

履歴書を記載する際には、「内容に間違いのないこと」が大変重要です。特に年号などは、直近のことに関してはスムーズに記載できても、昔のこととなるとなかなかパッと記載できないもの。ちょっとした数字の書き間違いなど、採用担当者は意外とよく見ています。書類選考の段階から「正確性に欠ける」と思われてしまっては悲しいですよね。

ここでは、履歴書に記載する年号について、選び方・注意点を見ていきましょう。

西暦と和暦の選び方

年号は、西暦で記載する国も多いなか、日本では西暦・和暦の両方が使われています。2019年11月現在、公文書でも年号に関して正式な記載の法令はなく、自治体によって和暦・西暦などさまざまです。ただ、これまでの流れで和暦が使用されている自治体も多く存在しています。

履歴書については、基本的に西暦と和暦のどちらで記載しても問題がありません。履歴書は個人の経歴について証明するいわば公的な文書ともいえる存在ですが、上記のような背景もあり、どちらが正解ということが厳密に定められているわけではありません。

そのため、どちらかを選ぶとするのであれば、自分が書きやすいほうを選ぶと良いでしょう。ただし履歴書全体で表記を統一する必要があります。

年号を書くときの注意点

履歴書に年号を記載する際、表記の統一の他にも注意しておきたいことがあります。ここで3つに分けて注意点をご紹介します。

 

・指定がある場合は従う

準備した履歴書によっては、欄外に「西暦」「元号」などの記載があるなど、年号の書き方が指定されていることもあります。この場合は指定に基づき記載するようにしましょう。

また、応募する企業から履歴書の書き方、なかでも年号の書き方について指定されることもあります。これは、応募先の企業が大手などで応募者数が多く、採用担当者が確認しやすいようにあらかじめ指定していることが考えられます。

この場合は、企業から指定された形式に沿って記入しましょう。もし指定に従っていないと、書類選考の段階で落ちてしまう恐れもあります。

 

・ほかの応募書類とも年号を揃える

「履歴書だけ統一しておけば安心」と思っていると、思わぬ落とし穴が。履歴書以外の職務経歴書やエントリーシートなど、併せて提出する応募書類とも年号の表記を統一しておくようにしましょう。郵送する場合は、送付状や封筒の裏面などの日付にも注意し、表記を揃えておくことです。

提出した書類は、書類選考の際にすべて目を通す担当者がいます。統一されていないとわかりにくいのはもちろん、ビジネスマナーとしても配慮に欠ける人間と思われてしまう可能性も。読む人の立場に立ち、わかりやすい書類を作成することが大切です。

 

・和暦の元号は省略せずに書く

和暦を記載する際、元号(昭和・平成・令和など)は省略せず正式名称で記載しましょう。履歴書は企業に提出する正式な書類です。令和を「R」、平成を「H」と記載するなど、アルファベットを使って省略しないようにしましょう。

履歴書に記載する年号の書き方

履歴書に年号を記載する際、主に履歴書の記入日・生年月日・学歴・職歴欄にて年号を記載することになります。以下のポイントに注意しながら記載しましょう。

 

年号の調べ方

年号を調べる場合、年号早見表を使うと手軽で便利です。なかでも西暦と和暦の対応を確認するための表があると望ましいでしょう。履歴書では生年月日の他、高校入学・卒業、大学入学・卒業などを記載する必要があります。自分の入学や卒業の年度を調べるときに便利なので、以下の表を参照しながら記載してみてください。

<年号早見表>

誕生年度

高校入学

高校卒業

短大・専門入学

短大・専門卒業

大学入学

大学卒業

平成2年
1990年

平成18年
2006年

平成21年
2009年

平成21年
2009年

平成23年
2011年

平成21年
2009年

平成25年
2013年

平成3年
1991年

平成19年
2007年

平成22年
2010年

平成22年
2010年

平成24年
2012年

平成22年
2010年

平成26年
2014年

平成4年
1992年

平成20年
2008年

平成23年
2011年

平成23年
2011年

平成25年
2013年

平成23年
2011年

平成27年
2015年

平成5年
1993年

平成21年
2009年

平成24年
2012年

平成24年
2012年

平成26年
2014年

平成24年
2012年

平成28年
2016年

平成6年
1994年

平成22年
2010年

平成25年
2013年

平成25年
2013年

平成27年
2015年

平成25年
2013年

平成29年
2017年

平成7年
1995年

平成23年
2011年

平成26年
2014年

平成26年
2014年

平成28年
2016年

平成26年
2014年

平成30年
2018年

平成8年
1996年

平成24年
2012年

平成27年
2015年

平成27年
2015年

平成29年
2017年

平成27年
2015年

平成31年
2019年

平成9年
1997年

平成25年
2013年

平成28年
2016年

平成28年
2016年

平成30年
2018年

平成28年
2016年

令和2年
2020年

平成10年
1998年

平成26年
2014年

平成29年
2017年

平成29年
2017年

平成31年
2019年

平成29年
2017年

令和3年
2021年

平成11年
1999年

平成27年
2015年

平成30年
2018年

平成30年
2018年

令和2年
2020年

平成30年
2018年

令和4年
2022年

 

西暦の場合の書き方

履歴書に西暦で記載する際、まずは生年月日欄や記入日欄に和暦が採用されていないか確認しておきます。すでに和暦が印字されている場合、和暦で統一するようにしましょう。実際に記載する前に、履歴書全体の形式を確認してから記入することがおすすめです。

 

<記入例>

・学歴

2008年 3月 〇〇高等学校 〇〇科 卒業

2008年 4月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 入学

2012年 3月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 卒業

 

・職歴

2012年 4月 〇〇株式会社 入社

2019年 6月 一身上の都合により退職

2019年 8月 〇〇株式会社 入社 現在に至る

和暦の場合の書き方

和暦で記載する場合、西暦と大きく異なるのは元号の切り替えがある点です。たとえば平成31年から令和元年の切り替えなど、年・月を理解したうえで切り替えなければなりません。その点では西暦よりも細かなチェックが必要であり、間違いのないよう慎重に記載するようにしましょう。

 

<記入例>

・学歴

平成20年 3月 〇〇高等学校 〇〇科 卒業

平成20年 4月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 入学

平成24年 3月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 卒業

 

・職歴

平成24年 4月 〇〇株式会社 入社

令和元年 6月 一身上の都合により退職

令和元年 8月 〇〇株式会社 入社 現在に至る

 

転職活動で履歴書を添削してもらうメリット

転職活動では履歴書は選考段階のはじめに必要となる書類。内容の如何によってはその後の面接に進むことすらできない恐れもあるのです。転職活動はひとりで行っていると、改善すべき点があってもなかなか理解できず長く苦しむこともあります。長く続けることでモチベーションが下がり、安易な転職に走ってしまうのは悲しいですよね。

そこで履歴書を第三者に添削してもらうことをおすすめします。自分ではいいと思っていても、書き方のマナーとして実は間違っていたというケースも考えられます。ここでは転職活動で履歴書を添削してもらうメリットについて見ていきましょう。

見落としがちな誤字脱字を防げる

本当に些細なことではありますが、見落としがちなのが単純な誤字脱字。たとえば元号が統一されていない、元号の数字が間違っているなどはよく見られるケースです。書いた本人は「正しい」と思い込んでいるため、自分で作成した書類の記入ミスには気づかないことはよくあるのです。

誤字脱字を防ぐための対策としては、自身で見直すことはもちろんですが、第三者によるチェックが有効です。というのも、誤字脱字の有無が選考結果に影響を与える可能性も十分にあります。特に経理職・事務職など、仕事に正確性を求められる職種の選考では注意が必要です。

採用のプロから適切なアドバイスをもらえる

履歴書を添削してもらう場合、ハローワークの職員、転職エージェントなどを利用することが考えられます。いわば採用のプロからアドバイス・添削指導をしてもらえるわけであり、自分自身で添削した場合と比べてより効果的な改善が期待できます。

また、客観的な立場からの意見を聞くことができるのも大きなメリットのひとつ。特に志望動機や自己PRなどの項目は主観的になりがちであり、第三者から見ると「おや?」と思う表現で記載しているケースもあります。転職の専門家からアドバイスをもらうことで、より内容が充実し完ぺきな履歴書に仕上げられるチャンスです。

履歴書もしっかり添削してもらい理想の会社から内定をゲットしよう

履歴書を記載する際、自己PRや志望動機などについつい注力しがち。しかし、シンプルに記載した内容が本当に正しいかどうか、誤字脱字がないかどうかも、非常に大切なのです。

ビジネスシーンでは、重要なビジネス文書を作成したり、お客様にメールを送信したり、言葉を使うシーンは多岐にわたります。もし履歴書に単純なミスがあれば、「ビジネスパーソンとして採用するに値するかどうか」と疑問に思われてしまう恐れも。

細かい文書に慣れている人でも間違いはあるもの。そして細かい文書が苦手な人ほど、第三者にチェックしてもらうことが間違いをなくす大変有効な手段です。転職エージェントでも履歴書の添削指導など、書類作成にまつわるさまざまなサポートを行っています。ぜひ有効活用し、希望の会社から内定を勝ち取りましょう!

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