ニートの社会復帰は難しい?正社員を目指す方法と狙い目の職種

ニートや引きこもりなどになる若者の増加が社会問題となっています。ニートになってしまう理由には、人それぞれありますが、ニートが長期化するにつれ社会復帰が難しくなると言われています。では、本当にニートからの社会復帰は難しいのでしょうか?今回は、ニートの人が社会復帰を目指す際の事前準備や正社員として採用される方法やポイント、採用されやす狙い目の職種などについて解説します。

≫ニート脱出のきっかけとは?社会復帰の方法と就職するためのポイント

ニートの社会復帰は難しい?


最近、社会問題として注目されているニートとはどのような状態のことをいうのでしょうか?またニートは社会復帰が難しいと考えられていますが、その理由にはどのようなものがあるのでしょうか。

そもそもニートとは?

ニートとは、高校や専門学校、大学などの学校に通っておらず、また仕事もしてい状態で収入のない15~34歳の若者を指すことが多いようです。無職でも就職活動を行っている人や職業訓練を受けている人の他、専業主婦や主夫はニートに含まれません。またアルバイトをしている人やアルバイトを探している人は、フリーターと呼んでニートとは区別されています。

ニートの社会復帰が難しいと考えられている理由

ニートになってしまった背景にはさまざまな原因があるようですが、厚生労働省が行った「ニート状態にある若者へのアンケート調査結果」によると、これまでの生活経験の中で「学校でいじめられた」が55.0%、「職場の人間関係でトラブルがあった」が41.4%と、過去の人間関係でのトラブルなどがトラウマになっている人が多くいるようです。

苦手意識の調査の中では基本的スキルにおいて「人と話すのが不得意」と回答した人が、64.4%と最も多くなっています。また、生活行動に苦手意識の中では「面接に通る」が75.1%、「面接で質問に答える」が64.8%と、コミュニケーション能力に対する自信のなさが壁となっているケースもあるようです。

これまでの生活経験を尋ねた項目では、「ハローワークに行った」が75.8%、「面接を受けるために会社に電話をした」が68.2%、「就職の面接を受けた」が64.8%であり、多くのニートは就業意欲が全くないわけではなく、コミュニケーション能力が高くないため面接で好印象を持たれずに不採用になったり、過去の人間関係のトラウマから就職できても、再びニートに戻ってしまう人も多いようです。

特に、引きこもりなどの状態で長い期間ニートを続けている人は、履歴書の空白期間の説明が難しく、企業の採用担当者は、このブランクに対し、ネガティブな印象を持つことが多いことから面接の前の書類選考を通過するのも難しい状況となります。

参考:厚生労働省「ニート状態にある若者へのアンケート調査結果」
URL:https://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/06/dl/h0628-1b.pdf

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ニートが社会復帰するための事前準備


今まで不規則なニート生活を送ってきた人が、いきなり社会復帰するには難しいこともあるようです。まずは社会復帰するための事前準備を行いましょう。

規則正しい生活を心掛ける

ニート状態にある人は、不規則な生活を送っていることが多いようです。そのため、ハローワークに行って相談するなどの就職活動もできない人もいます。また、就職することができても、それまでの不規則な生活から昼夜逆転してしまい、朝起きることができずに会社に遅刻をしてしまったり、眠れないことで体調を悪くしたり、日中も眠たくて仕事が効率的に進められないなどの状態になってしまします。まず、ニートに人が社会復帰を目指すには、早寝早起きを徹底したり、昼寝を控えるなどして、規則正しい自立した生活を送るための訓練から始めましょう。

こまめに外出する

ニートの人の中には引きこもり状態で、家から出る習慣のない人もいます。社会復帰には、散歩をする、買い物に行く、友人と会うなど特に目的がなくとも、外出して、毎日外の環境に慣れることも大切です。

自分がニートとして過ごしていた原因を探る

就職活動の面接では、面接官から履歴書の空白となっている期間のことを聞かれる可能性があります。面接時にスムーズに答えれれるように、ニートの期間ができてしまった理由や、その期間になにをしていたかなどまとめておきましょう。また、ニートとなってしまった理由を自己分析しておくと、就職することができ社会復帰した後も、再びニートに戻るのを防ぐことができます。併せてどんな仕事がしたいのかやどういう人生を送りたいのかなど、社会復帰後の具体的な目標を決めておくと、就職活動をスムーズに進めることができます。

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ニートが社会復帰を目指すときの働き方の種類


政府の進める働き方改革によって、現在ではさまざまな形の働き方が提案されていますが、ニートが社会復帰を目指すときに選ぶことができる働き方にはどのような種類があるのでしょうか。

アルバイト

長い期間ニートをしていて正社員として働く勇気がない場合は、気軽なアルバイトから始めるのがおすすめです。週に2~3回など短時間のアルバイトや、他人とコミュニケーションを取る状況が少ない単純作業のアルバイトなど、まずは働くことに慣れるようにしましょう。そのなかで、仕事の楽しさや仕事を続けるコツを掴めることもあります。ただし、アルバイトでは生活や収入は不安定です。長期間アルバイトとして過ごしてフリーターとならずに早めに正社員を目指すようにしましょう。

派遣社員

派遣社員も単発や短期間の仕事も多く、アルバイト同様に時間の融通の利く働き方の1つです。働くことに慣れることができる上、さまざまな仕事を経験できる場合もあり、自分が向いている仕事を見つけることができる可能性もあります。また、就業してから一定期間後に、正社員や契約社員として派遣先に転籍することを前提とした紹介予定派遣と呼ばれる雇用形態もあり、正社員になれるかもしれません。

正社員

社会復帰を目指して働く場合、さまざまな働き方がありますが、最終的には安定した収入や社会保険への加入、各種手当などが期待できる正社員を目指すことをおすすめします。売り手市場が長く続くなか、特に中小企業は採用難で人手不足に悩んでいます。未経験やブランクがある人を正社員として迎える意欲のある企業も多くあり、就職の経験がなくても採用してもらえる可能性があります。

≫ニートの人向け就職支援サービス|どんなサポートが受けられる?

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ニートが社会復帰しやすい職種

ニートが社会復帰を目指す際、ますは採用されやすい業界や職種を知ることも大切です。そのなかでも自分の希望する職種に近いものがあれば、積極的に就職活動をしてみましょう。場合によっては正社員での採用の可能性もあります。

人手不足の職種

・介護職
超高齢化社会を迎えている日本では、介護職へのニーズは高く、今後も人手不足が予想されています。仕事の内容としては高齢者や生活や行動のサポートを必要としている人の生活支援や身の回りの世話などです。人手不足から未経験や無資格でも正社員として採用を行っている事業者も多くなっています。また、未経験でも働きながら資格の取得を目指すことができ、介護福祉士や社会福祉士、ケアマネジャーなど資格を取ってキャリアアップも目指すこともできます。

・プログラマー
急成長を続けているIT業界も、人手不足の状態が続いています。IT系エンジニアの中でも特にプログラマーは、需要の高い職種です。基本的には知識や経験が必要となりますが、未経験でも短期間でプログラミング技術が学べる専門学校が増えています。また、教育制度がしっかりとした企業では、未経験でも採用をしているところもあり、初めからプログラマーとしての仕事は難しいですが、他の仕事をしながらプログラミングを学ぶことができる可能性もあります。

・ドライバー
インターネット販売の拡大で、荷物の配送需要が増え、運送業界も深刻な人手不足となっています。トラックが運転できる大型免許を取得していれば、特に採用されやすい状況ですが、普通免許で配送できるような市内配送を行う小型車両の運転手も不足しているので、正社員として採用される可能性があります。

未経験OKの職種

・警備員、清掃業、建設業
体力が必要になる仕事は、人手不足の状況が続いています。学歴に関係なく採用されることがほとんどで、学校を中退してニートになってしまった人も正社員になれる可能性があります。また、比較的高収入を目指すことができる職種でもあります。

・営業職
ニートの人の中には、人とのコミュニケーションが苦手な人が多いようですが、コミュニケーションスキルがあれば営業職もおすすめです。実績で評価される職種であるため、やる気と能力があれば高収入も可能です。
また、経験を重ねるとマネジャーや店長などキャリアアップも目指すことができます。

・タクシードライバー
二種運転免許が必要となりますが、タクシードライバーも人手不足のため、正社員での採用が期待できる職種です。企業によっては二種免許がなくても、免許取得まで支援してくてるところもあります。一度就業するとある程度年齢を重ねても続けていける職業ですが、給料は歩合の比率が高いところもあり、実績があがらないと収入が低い可能性があります。

過去に経験のある職種

全くの未経験よりは、やはり過去に経験のある職種の方が採用される可能性は高くなります。特に正社員として働いた経験があれば、企業はそのスキルや経験を期待して採用を検討します。面接では、その時に具体的にどのような仕事をしていたのかやその時に成果はどうだったのかなど質問される可能性があるので、事前にキャリアの棚卸しを行ってまとめておきましょう。また、その職種に関連した資格を持っていればアピールすることができます。ただし、面接ではなぜ退職したかの理由も尋ねられる可能性があるので、あまりネガティブな表現にならないように理由が伝えられるよう考えておきましょう。

コミュニケーションがあまり必要でない職種

先述の通り、ニートの人のなかにはコミュニケーションが苦手な人や職場の人間関係のトラブルからニートになった人も多くいるようです。そのような人は、コミュニケーションがあまり必要でない職種を目指してみてはどうでしょうか。例えば、工場や倉庫での勤務は、他の職種よりも人とのコミュニケーションの機会が少なくて済みます。また、新しい働き方として最近注目されている在宅ワークを選ぶという方法もあります。クラウドソーシングの仕事紹介サイトでは、データ入力など事務的な仕事をはじめ自宅でもできる仕事がたくさん登録されています。

≫ニートから正社員になれる?おすすめの職種と社会復帰を目指す方法

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ニートが社会復帰をするためのポイント


ニートが社会復帰するのは難しいと考えられていますが、今まで見てきた通りニートであっても行動を起すことで社会復帰は可能です。それではニートが社会復帰をするためのポイントを紹介しましょう。

思い立ったら早めに行動する

一般的に、年齢が若いほど就職しやすく、年齢が高くなるほど難しくなります。またニートの期間が長くなるにつれ、履歴書の空白の説明が難しくなり採用担当者の印象はネガティブなものになりがちです。したがって、社会復帰を考え始めたら、なるべく早く行動に移すことが大切です。

就職・転職支援サービスを利用する

就職活動を始めるなら、公的機関のハローワークだけでなく、民間の就職支援サービスや就職・転職エージェントなども利用することをおすすめします。民間でも利用料は無料であることがほとんどで、フリーターに強い就職・転職支援サービスも多くあります。なかにはニートや引きこもりの人が、社会復帰を目指すための職業相談や求人紹介、模擬面接など就職や転職に関するサポートを行ってくれる会社もああるので、就職活動を始めてみたけど仕事の探し方や面接のマナー、自分に向いている仕事がわからないといった場合にもおすすめです。

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ニートでも社会復帰は可能!

ニートの増加が社会問題となっていますが、その中でもとくにニートの高齢化が問題視されています。若いうちなら正社員としての就職の可能性もありますが、年齢が高くなるにつれ就職は難しくなります。またニートの期間が長くなればなるほど、その印象はネガティブなものとなって面接で合格する可能性は低くなります。ニートが社会復帰するには、とにかく早めに行動するのが重要です。就職活動の仕方がわからないといった場合には、就職・転職エージェントなどを利用して相談してみましょう。

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