歩合制って?どんな人が向いている?

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歩合制とは、業績や結果によって給料の金額が変わります。変動給制または成果報酬型とも言われます。
良い結果が出れば給料は上がりますが、そうでなければ下がります。いわゆる成功報酬型の給与制度であり、ほかの多くの固定給制度のように一定時間勤務すれば定額で賃金がもらえるのと異なり、結果が顕著に表れる制度です。

【歩合制の種類】

・固定給+歩合給
固定給が業績・結果に関係無くあり、結果に合わせて歩合給が支払われます。そのため、結果を多く出そうというモチベーションが上がりやすいといえますが、一般的に固定給は低く設定してあります。
現在、歩合制での種類は多くがこの形です。

・完全歩合制(フルコミッション)
賃金は業績・結果ですべて決まり、固定給が無いので当然結果が悪ければ一切賃金がもらえません。
労働基準法によって賃金の保証が定められており、普通の企業でこの制度が適用されることはなく、個人事業主が商売相手の企業と契約する際に使われることがほとんどです。

【どんな人が歩合制で働いている?】

・不動産、保険、美容など販売営業系や歩合制アルバイト
不動産の営業では一度で大きな金額が動く契約もあるので歩合制が多いです。保険営業は数を多く契約すれば利益につながるため歩合制が多い業界です。美容関係では化粧品や健康食品が売れるとその分利益になる、ということでその部分が歩合給であったりフルコミッションをしているところもあります。
また、通常のアルバイトより多くの賃金がもらえる可能性があるので歩合制アルバイトを選ぶ人もいます。

・タクシードライバー
「A型賃金(基本給+歩合給+賞与)」、「B型賃金(完全歩合制)」、「AB型賃金(基本的には完全歩合制だけれど、歩合率の一部を賞与として積み立て年2,3回支払う)」という3種類があります。

・フリーランスのクリエイター
多くは固定給ですが、歩合制の契約をすることもあります。ライター、デザイナー、プログラマーなどですが、アニメーターのほとんどがフリーランスであると言われ、歩合制の場合が多いようです。

【メリットとデメリットは】

・メリット
業績や結果がそのまま給料という形に現れるため、上を目指したいという人には重要なモチベーションとなるでしょう。
そのためには取引相手となる顧客との信頼関係が大切になってきます。また個人事業主である場合には自分を売り込む必要があるため、人任せではなく自分を一からプロデュースしたいといったハッキリとした目標を持っている人にも向いているといえるでしょう。

・デメリット
それなりの報酬をもらえるまでどのくらいかかるかわからないうちは長時間労働になったり、生活が不規則になりがちです。個人の能力・結果といったものがシビアに判定されるため競争も激しく、一時期儲けていてもそれがずっと続くとは限りせん。

【まとめ】

働いた実績の分で勝負したい、競争していく中でクリエイティブな面や営業スキルを伸ばしていきたいと思い、それがやりがいと感じる人には歩合制は合っているといえるでしょう。
いつかは高給取りになれるかもしれないという夢や、自分のペースで時間を決めて働きたいと感じている方はメリットとデメリットを鑑みた上でその世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

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