バイトの給料交渉は、周りとの人間関係と実績が鍵!
【はじめに】
アルバイト求人は大抵の場合、時給が分かる状態で「この給料で働いてくれる人を募集します」という内容で公開されています。
応募者も、その給料で納得したうえで応募するというのが普通ですが、長く働けば働くほど責任も仕事内容も増えていきます。
そうなってくると、最初と同じ給料で働き続けるのが割に合わないと感じることも出てくるかもしれません。
今回は、バイトの給料交渉のコツについてまとめます。
【給料アップの交渉をする】
1.普段から周りとの関係に気を配る
バイトに慣れてきて任される仕事の量が増えてきて「もっと給料が欲しい」と思うことや、その意思表示をすることは至極真っ当なことです。
しかし、職場の雰囲気や、周りとの;関係性によっては給料の交渉をしただけで「バイトのくせに社員に歯向かっている」と取られてしまうことも。
決して媚を売ればいいというものではありませんが、日ごろからバイト仲間や社員とコミュニケーションを円滑に進めておくことで、給料の交渉の際にいらぬ反感を買うことは減らせるでしょう。
ただし、交渉の際は周りのバイト仲間には言わず、一人で交渉することをお勧めします。
もし複数人で交渉しに行った場合、「分かった。それなら全員給料アップだ!」と言ってくれる気前のいい会社ならいざ知らず、交渉が通らないか、そのうちの一人だけが昇給してもらえるという可能性の方が高いです。
もしそんなことになったら、いくら仲間でもその後の関係性にひびが入る恐れもあります。
給料アップの交渉は、こっそり一人で行いましょう。
2.交渉の際は実績を提示する
真面目に仕事をこなすというのは当然のこととして、目に見える結果がなければ交渉を通すのは難しいと考えられます。
「同じ時間で、他のバイトよりもどれくらい多い作業量をこなす」とか、「自分が提案したことで目に見えて売り上げが上がった」など、上司に納得してもらえそうな実績を説明できるようにしてください。
そのためにも、日ごろからただなんとなく仕事をこなすのではなく、自分の仕事について振り返ったり、記録をマメにつけておくと良いでしょう。
【転職活動をする】
これを言っては元も子もありませんが、バイトでの給料アップが見込めない場合は転職活動をするというのも一つの手です。
転職活動は時間もエネルギーもそれなりに使います。
ですが、長い目で見れば「いつまで経っても給料アップが見込めない」という不満を抱えながら今の職場でバイトを続けるよりも、バイトの時間を短くしてでも正社員への転職活動を行った方が後で得られるメリットは大きいと考えられます。
最近は、国が運営しているハローワーク以外にも、新卒以外の社会人やフリーター向けに求人案内や、採用試験の準備などをサポートしてくれる会社も出てきており、転職活動の選択肢も広がってきているので、そういったサービスを利用して効率よく転職活動を行うと良いでしょう。
【最後に】
今回は、バイトの給料アップのコツについてまとめました。
日ごろから職場での人間関係に気を配ることと、交渉の時に実績を提示できるように、マメに客観的に自分の仕事ぶりを振り返ることで給料アップの交渉は進めやすくなります。
それでも厳しい場合は、今後の人生も踏まえて転職活動をするというのも一つの方法です。
どちらにしても、今の自分を客観視して計画を進める力が求められます。