面接時のスーツの選び方|【男女別】知っておきたいポイント

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中途採用の面接に行く際は、服装や身だしなみがとても重要です。

リクルートスーツさえ着ておけば良かった新卒採用とは異なり、転職活動の場合はリクルートスーツが最適な服装であるとは言えません。

では、社会人経験がある人の場合、面接官に好印象を与えられるようにするのは、どのような服装が良いのでしょうか。

具体的にどのような服装にすればいいか、服装のマナーや身だしなみのポイントをしっかり抑えて転職面接に挑みましょう。

面接でも有利!正社員になるためのスーツの選び方!

2018.05.09

転職面接における服装マナーの基本

転職活動では、面接官に好印象を与えるような服装で企業を訪問することが大切です。

第一印象が良くないと、どんなに面接対策を行っていたとしても、採用への道が遠くなってしまう可能性もあるからです。

まずは、絶対に抑えておきたい服装マナーについて理解をしておきましょう。

清潔感のある服装を心がける

初対面の人へ好印象を与えるには、清潔感があることが重要です。

面接官も初対面のことがほとんどですので、より服装や身だしなみに注意を払う必要があります。

スーツであっても、シワや汚れが目立っていたり、ボタンが取れていたりすると、だらしない印象になってしまいます。

シャツやネクタイもヨレヨレでは清潔感があるとは言えません。

また、自分ではなかなか気付きにくい部分ですが、タバコなどの臭いにも注意が必要です。一見清潔感があるように見えても、臭いだけで印象がマイナスになってしまう可能性があります。

長時間しまっていたスーツを着る場合はもちろん、大切な面接の前にはクリーニングに出すと良いでしょう。

リクルートスーツはできれば避ける

「就職活動といえばリクルートスーツ」というイメージがありますが、転職活動においてはリクルートスーツの着用はおすすめできません。

リクルートスーツは新卒が着るためフレッシュな印象がありますので、社会人経験が浅いと見られてしまう可能性があるからです。

リクルートスーツを着ているからといって不採用とされるわけではありませんが、第二新卒以降の転職活動であれば適していますが、ビジネススーツを選択することをおすすめします。

どうしてもリクルートスーツしか用意できない場合には、インナーなどで調節をし、フレッシュな印象になりすぎないようにしましょう。

全体のバランスに注意する

面接へ行くときの服装は、全体のバランスも大切です。

スーツはビシッとしていても、派手なネクタイ、高価すぎるブランドカバンなどを身に着けていると、どうしても目立ってしまいます。

全体のトーンを統一することを意識し、悪い意味で目立つことがないようにしましょう。

また、自分の体形にピッタリ合ったスーツを着ることも重要です。

体に対して大きいスーツを着ていると、だらしない印象を与える恐れがありますし、反対にスーツが小さいと窮屈な印象を与えてしまいます。

知人にスーツを借りる方もいるかもしれませんが、自分の体形に合うスーツを着用するようにしてください。

「服装自由」と言われたらどうする?

ここ数年、「面接時の服装は自由」と言われることも多くなってきました。

面接先の企業から指定されていればその服装で良いのですが、自由と言われると何を着ればいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。

服装に迷った時には、スーツの着用がおすすめです。

転職活動の服装としては無難ですので、スーツを着ているからと言って悪い印象を面接官に与えることはあまりありません。

もちろん、業種や企業の社風によっては、カジュアルな服装でも問題ありません。

アパレルやデザイン関係の仕事の場合には、応募者のセンスを見るために私服を指定する企業もあります。

ただ、私服であったとしても清潔感があることは大切ですので、穴あきジーンズやサンダルなどくだけすぎた服装はしないようにしましょう。

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2018.02.17

もし、自分一人では服装について不安がある場合は転職エージェントに相談するのもおすすめです。求人紹介だけでなく、面接官からの見られ方についてアドバイスもお伝えすることができます。

 

転職面接時のスーツのポイント:男性編

面接時の服装に関するごく基本的な服装マナーについてご紹介しましたが、性別によって気を付けたいポイントは変わってきます。

良かれと思ったことが悪目立ちにつながらないよう、まずは男性から具体的な服装をご説明します。

スーツ

転職面接で企業を訪れる際、男性はセットアップのスーツを着用するのが一般的です。

黒や紺、グレーなどの無難な色で、無地もしくは目立たないストライプの柄を選ぶと良いでしょう。

紳士服店へ足を運べば、たくさんのセットアップスーツが並んでいます。セットではないジャケットとボトムを組み合わせるとカジュアルな印象になってしまいがちですので、極力セットアップで購入することをおすすめします。

ジャケットのボタンに関しては、全部とめてしまうとおなかや腰回りにシワができてしまいます。3つボタンの場合は真ん中だけを、2つボタンの場合は上だけをとめるのが基本です。

シャツ

スーツに合わせるシャツも、面接官に与える印象を大きく左右します。

さまざまな色や柄のシャツが販売されていますが、スタンダードな白無地のシャツを選択すると良いでしょう。

ボタンの色によってはカジュアルなシャツだと判断する企業もありますので、シンプルなボタンのシャツがおすすめです。

ただ、白無地のシャツの場合は、襟元や袖口の汚れが目立ちやすくなります。

着用する前に汚れや黄ばみが無いか確認することを忘れないようにしてください。

ボタンもきちんととめておくと、面接官へ好印象を与えることができるでしょう。

小物

ネクタイ

スーツを着用する時に欠かせないアイテムといえば、ネクタイです。

転職活動の時は派手な印象を与えないことが大切ですので、無地やストライプ、小紋などの柄を選択すると良いでしょう。

色はスーツに合わせることが大切ですが、迷った時には青系を選択するのが一般的です。

ベルト

ベルトはスーツや靴に合わせましょう。

派手な金具や装飾があるものは避け、目立たないベルトを選ぶようにしてください。

靴は黒や濃い茶色の革靴が基本です。

つま先がとがったものや、個性的なタイプの靴は転職活動には適していません。

汚れや擦り切れがあると目立ってしまいますので、面接前に修理に出し、手入れを欠かさないようにしましょう。

靴下

靴下もスーツの色に合わせ、黒や紺といった目立たない色を選びましょう。

足首が隠れる程度の丈があると、座った時にも肌が見えませんので安心です。

細かい部分について心配がある方は、転職エージェントに相談するのも良いでしょう。オンラインツールを使って身だしなみについて確認してもらうこともできます。

転職面接時のスーツのポイント:女性編

男性のスーツとは違い、女性の場合はスーツやジャケットなどのデザインの幅が広がります。

個性を出せるという意味では良いのですが、転職活動では悪目立ちをしてしまう可能性がありますので、注意が必要です。

スーツをはじめ、インナーや小物など、面接に適した服装のポイントを抑えておきましょう。

スーツ

転職活動をする場合には、スーツの色は、黒や紺、グレーなど無難な色が最適です。

スカートとパンツタイプがありますが、どちらを選んでも問題ありません。

ただし、ミニスカートやロングスカート、ワイドパンツやスキニーパンツなどは避けるようにしてください。

体のラインが強調されるスーツや、カジュアルすぎる色合いのスーツは転職活動向きではありませんので、着用しないようにしましょう。

インナー

スーツに合わせるインナーは、シャツやブラウス、カットソーが適しています。色は白か淡い色のものが良いでしょう。

胸元が開きすぎている、フリルが過剰についているインナーは清潔感に欠けるので避けてください。

また、黒いスーツの時に白いシャツを合わせてしまうと、新卒就活生のようなフレッシュな印象になってしまいます。

過去の経歴を重視する中途採用面接の時には、淡い色のシャツを選ぶなどの工夫をしてみましょう。

小物

・靴

スーツの色にもよりますが、転職活動では黒色のパンプスを履くのが一般的です。

ヒールが高いと目立ちますし、歩き方がぎこちなくなってしまうこともありますので、かかとが5cm程度のあまり高くないものを選ぶようにしましょう。

ストッキング

面接官に清潔感を与えるためには、華美にならないことが大切です。

ストッキングは肌の色に近く、素肌がきれいに見えるナチュラルなカラーを選びましょう。

アクセサリー

面接の際はアクセサリーを付けないのが一般的ではありますが、シンプルなデザインのアクセサリーであれば問題ありません。

結婚指輪なども、わざわざ外さなくても大丈夫です。

ピアスやイヤリングが揺れると面接官の目線がそちらへ行ってしまいますので、揺れないタイプのものを身に着けてください。

どこまで気を付ければよいか不安な人は、転職エージェントに相談してみましょう。

転職面接での服装以外の注意点

「服装の注意点さえわかれば転職面接はバッチリ!」と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。

服装はもちろん大切ですが、髪型やニオイなどの身だしなみにも細心の注意を払うことが大切です。

どんなに面接に適したスーツを着用していたとしても、きちんとした身だしなみでないと清潔感は生まれません。

清潔感がある社会人として、面接官に好印象を与えるよう努めましょう。

髪型

相手の目を見て話す、という言葉があるように、面接の時は顔の表情だけでなく髪型にも目がいきます。

男性の場合は、整髪料を用い、ツヤのある髪型が良いでしょう。髪の毛を立てるようなカジュアルなスタイリングは避けてください。

女性の場合、髪が肩よりも長いようでしたら、ハーフアップなどでまとめると清潔感が生まれます。

また、男女共に気を付けておきたいのは、前髪が目にかからないようにすること、フケや寝ぐせです。

頭部は目が届かない部分ですので、鏡での確認は怠らないようにしましょう。

ニオイ

目で見えない部分ではありますが、臭いに対しても注意が必要です。

タバコの臭いもちろん、香水のつけすぎも面接官へ良い印象を与えません。

喫煙や香水は面接が終わるまで控えるようにしてください。

また、口臭が気になる場合には、直前にガムやタブレットなどを食べるのも有効です。

顔まわり

必ず面接官の目が行く箇所といえば、顔まわりです。会話をするにあたり、顔まわりに目線が行くのはやむを得ません。

清潔感をアップするために、男性はヒゲをきれいに剃っておきましょう。

女性の場合は、表情が明るく見えるようなメイクを意識してください。あくまでも控えめにし、派手なメイクにならないようにしましょう。

カバン

他の小物や服装などと同様、カバンも派手になりすぎないことが大切です。

男性は、自立する形の革のビジネスバッグが基本ですが、ナイロン製でも問題ありません。

女性は、革でもナイロンでも問題ありませんが、ブランドのロゴが目立つようなカバンは避けましょう。

また、面接時に会社案内や選考に必要な書類を渡されることがあります。

書類を折らなくても持ち帰れるように、A4サイズが入るカバンを用意しておきましょう。

服装と身だしなみで面接官へ好印象を与えよう!

転職活動において、面接はかなり重要な選考過程です。

二次面接や三次面接も行われることが多いですが、そのたびに面接官へ好印象を与えることができれば、面接もスムーズに進められる可能性があります。

「個性を出した方が面接官の印象に残りそう」と思うかもしれませんが、好印象とは限らず、ただの悪目立ちになってしまう可能性も十分あります。

少しでも有利に選考を進めてもらうためにも、服装や身だしなみについては細心の注意を払うことを忘れないでください。

自分ひとりでは心配だという方は、転職エージェントに相談してみましょう。

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