信用できない転職エージェントとは?6つの特徴と対処法を徹底解説
「転職エージェントを信用できないけど自分だけなのかな…」
「転職エージェントが信用できないけどどうしたらいいのかな…」
転職エージェントを利用する中で信用できないと感じる人は少なくありません。
しかし、必ずしも信用できないエージェントでいるわけではなく、信用できない転職エージェントには特徴があります。
転職活動で転職エージェントを活用することは転職活動を成功させるための近道であり、上手く活用していくことは重要です。
ここでは、信用できない転職エージェントの特徴や対処法、信用できる転職エージェントの探し方や活用方法のポイントをわかりやすく解説します。
転職エージェントをうまく活用したい人はぜひ参考にしてください。
Contents
1. 信用できない転職エージェントの6つの特徴
信用できない転職エージェントの代表的な特徴を6つ紹介します。
この章を読み、あなたの転職エージェントの特徴に当てはまる部分がないかを見直しましょう。
(1)内定後の回答を急かされる
内定後の回答を必要以上に急かされる場合、信用できない転職エージェントの可能性があります。
内定を承諾することは求職者にとって転職活動のゴールであり、すぐに回答できない人は少なくありません。
そのため、「内定の承諾について待ってほしい」と伝えているのに頻繁に連絡が来る場合は、信用できないと感じてしまうこともあるかと思います。
しかし、内定をいたずらに遅らせてしまうことは受け入れ先の企業にとっても新しい求人を進めていいかの判断ができずに迷惑をかけてしまうことも事実です。
もし内定を即決できない場合は、エージェントにしっかりと「こういう理由で回答ができない。いつまでに回答します」と期間と理由を伝えましょう。
(2)必要以上に多くの求人を紹介してくる
必要以上に多くの求人を紹介してくる転職エージェントは信用できないと思われることが多いです。
良いエージェントに見えますが、業界や職種、求職者のニーズを曖昧に理解しており、手当たり次第に紹介をしている場合があるためです。
多くの求人を貰ってしまうと一つ一つを精査するために手間がかかってしまい、「このエージェントは分かっていない、信用できない」と感じることでしょう。
しかし、求職者が本当にやりたい仕事とはなにかを知るために幅広い求人を紹介して、今後の参考のために紹介をしてくれる場合もあります。
もし様々な求人をずっと紹介してくる場合は素直に自分のやりたいこと等を伝え、より精度の高い職種を紹介してくれるように相談しましょう。
(3)連絡がつきにくい、放置されている
連絡がつきにくく放置されていると感じる場合、転職エージェントを信用できないと感じることでしょう。
転職エージェントと連絡がつきにくくなってしまう主な理由は以下の場合です。
- エージェントが忙しい等の理由で連絡が遅れている
- 求職者の転職意欲が低い等で優先順位が下がっている
1つ目の理由はエージェント自体の問題で求職者には非がなく、エージェントに改善を相談してみましょう。
もし改善しない場合は、諦めてエージェントを変えてみることをおすすめします。
2つ目の理由の場合は求職者自体の原因など様々な原因があるため、それぞれに合わせた対策をとることが重要です。
以下の記事で転職エージェントに見捨てられる理由、その対策方法をわかりやすく解説しています。
(4)企業と意思疎通ができない
企業と意思疎通がうまくいかない場合、信用できない転職エージェントの可能性があります。
意思疎通が上手くできないと、面接日の調整がなかなかスムーズに進まないだけでなく、紹介された条件が違うということもあります。
特に、大手転職エージェントの場合は、求職者への担当者と紹介先企業の担当者が分業制となっており、行き違いを引き起こすことがあります。
もし面接などで受け入れ先の言っていることに少しでも違和感を感じた場合は、エージェントに素直に相談してみましょう。
(5)エージェントの知識不足
信用できない転職エージェントは知識不足であることがあります。
求人や業界についての質問をした際に、曖昧にごまかしたり確認に時間がかかってしまうような場合、信用できないエージェントである可能性があります。
もちろんエージェントの担当者の能力にもよりますが、あまりにも知識不足であると感じた場合は注意が必要です。
もしそのような場合は転職エージェント本部に相談をしたり、他の転職エージェントを利用する等の対策をおすすめします。
(6)希望と違う求人を紹介される
希望と違う求人を紹介してくる転職エージェントは信用できないと感じることが多いです。
希望条件には、給与などの条件面だけでなく選考のスケジュールなど転職活動に関わるサポート面で自身の希望と違う場合を指します。
条件面を誤解してしまうのは転職エージェントの理解度が低い場合だけでなく、求職者が曖昧に条件を伝えてしまったり、気を遣って本心を伝えていないケースもあります。
そのため、もし希望と違う求人を紹介されることが多い場合はしっかりと自身の希望を伝え、どうしても改善しない場合は担当者変更やほかのエージェントを検討しましょう。
2.信用できない転職エージェントへの対処法4選
転職エージェントを信用できないと感じた時の主な対処法を4つ紹介します。
この章を読み、転職エージェントと合わない時に適切に対処していきましょう。
(1)はっきりと思っていることを担当者に伝える
転職エージェントに対して自分の感じていることをはっきりと伝えてみましょう。
転職エージェントに苦言を呈しても問題はなく、状況が改善することが多いです。
なぜならば、転職エージェントとしても他のエージェントに移ってしまうことを防ぐことができ、今後のサービス改善にも生かすことができるためです。
転職エージェントは求職者のことを理解しようと努力していますが理解できていないこともあります。
むしろお互いが問題を解決しないままに不信感を抱いたまま転職活動をすることは時間の無駄になってしまいます。
そのため、まずは不満点をしっかりと伝えて、信頼できるパートナーとなる信頼関係を築きましょう。
(2)他の担当者に変更してもらう
担当者を信用できない場合は、担当者を変えてもらうことを検討しましょう。
転職エージェントは、一般的には求職者の年齢や経歴、希望職種などに応じて担当者が決められる仕組みになっています。
転職エージェントとしても他のサービスを利用せずに継続して活用してくれることは嬉しいことですので、前向きに検討してくれるケースが多いです。
担当者を変更したい場合は、変更したい理由を具体的に伝えることが重要です。
「なんとなく信用できないから」といったふわっとした依頼をしてしまうと、同じように担当者が合わないという事態に陥ってしまいます。
本部にお客様サポートを用意しているエージェントも多く、直接言いにくい場合はお客様サポートを利用してみるとよいでしょう。
(3)他の転職エージェントも一緒に利用する
他の転職エージェントも一緒に利用することも重要です。
担当者やエージェントのサービスが合わないまま利用し続けることは、時間とチャンスを浪費してしまいます。
転職エージェントには幅広い職種を扱うエージェントや業種などに特化したエージェントがあり、強みや担当者の質も違ってきます。
そのため、今の転職エージェント以外の選択肢も増やして、比較検討することは有効な手段です。
なお、以下の記事で転職エージェントの選び方について詳しく解説してますので合わせてご覧ください。
(4)自分でも求人情報を探してみる
求人情報を自分で探してみることもおすすめです。
求人情報を探してみることで世の中の求人内容を知ることができ、そうした自分の感じた気持ちを担当者に伝えることで、紹介される求人の精度が高くなるためです。
さらに、もし良い求人があった場合、そのエージェントが紹介できる場合はそのまま応募書類の添削や面接対策などのサポートを受けることができます。
求人サイトで自分でも調べて業界の状況を肌感覚で実感することで、転職活動をよりスムーズに進められるでしょう。
3.信用できる転職エージェントの探し方のコツ
信頼できる転職エージェントを探すコツは次の3点です。
- 総合型の転職エージェントと特化型エージェントを組み合わせて登録する
- 複数の転職エージェントに登録する
- 活用する転職エージェントを絞っていく
転職エージェントには、業種・職種を幅広く扱う「総合型」と年齢や業種、職種に特化して専門的に扱う「特化型」の2種類があります。
それぞれのエージェントにはメリット、デメリットがあるため、両方に登録をして両方のいいとこどりをすることが重要です。
特に、総合型エージェントで幅広く登録して自分のしたい仕事はなにかを見つめなおしながら、20代特化型などの「年齢特化型」とフリーターや女性専門などの「属性特化型」に登録することをおすすめします。
これらに登録して利用しながら最終的に信用できるエージェントに絞って、転職活動を進めましょう。
なお、以下の記事で「エージェントをいくつ申し込めばいいのか」「組み合わせはどうしたらいいのか」など、選び方や良いキャリアアドバイザーの特徴を解説しています。
4.転職エージェントを上手に活用するためのポイント
転職エージェントを上手に活用するポイントは大きく次の3点です。
- キャリアアドバイザーに正直に相談する
- 希望をちゃんと伝える
- 転職エージェントと良好な関係を築く
転職エージェントは、無料で求職者の転職活動をサポートしてくれる求職者のパートナーであり、転職活動を円滑に成功させるために重要です。
しかし、彼らもビジネスでサービスを提供しているため、転職エージェントと良好な関係を築きながら、自分の希望をしっかりと伝えることは重要です。
転職エージェントに気を使ってしまい、希望でもない求人を紹介されることはお互いにもったいない時間です。
さらに、実際にお互い嘘をつきながら就職が決まったとしても、ミスマッチですぐに退職するとエージェントにとっても不利益になってしまいます。
そのため、お互いに自分のできること、できないことを正直に話し合い、両者にとってwin-winの関係で進めましょう。
なお、以下の記事でエージェントとの良好な関係の作り方、相談するときのポイントを解説しています。
まとめ
本記事では、転職エージェントを信用できないと感じている人向けに、信用できない転職エージェントの特徴や対処法を紹介しました。
信頼できない転職エージェントに自分の転職活動を任せることは、時間を無駄にしてしまうだけでなく精神的にも良くないです。
そのため、信用できないと感じたら早めに改善を進めましょう。
なお、弊社では20代の若手に特化した転職エージェント・就職エージェントサービスを提供しています。
求人の応募から内定まで「履歴書・職務経歴書の添削」や「面接対策」「給与交渉」も無料で代行します。
そのため、まずは転職エージェントに相談することをおすすめします。