フリーターは貯金ができない?一般的な平均貯蓄額と平均給与はいくら?

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2017年5月に総務省が公表している「家計調査報告」によると、全体の平均貯蓄額は1,820万円で、そのうち20代の世帯平均は184万円という結果です。ちなみに30代の貯金の平均額は395万円で、中央値は167万円。
はたして20代や30代のフリーターでも、貯金をこの額まで保有することができるでしょうか。

みんなどのくらい稼いでいるの?
ここで「平成28年 賃金構造基本統計調査」を参考にして、男女別と年齢別の平均月額給与を確認してみます。
この調査の給与とは所定内給与なので、時間外や休日出勤といった手当は含まれていません。

・男女別の平均給与
全体の平均給与額は304,000円となっており、男女別でみると、男性335,200円、女性244,600円でした。男性のほうが女性よりも10万円近く高い傾向にあります。

・年齢別給与
また、年齢別で見た場合、給与を最も高く受取っている世代は50~54歳で374,800円でした。
20代は、20~24歳が204,500円、25~29歳は237,300円、30代になると、30~34歳が271,700円で、35~39歳は301,000円という結果です。

アルバイトで生計をたてた場合の月給はいくら?
20代や30代でフリーターの人は、今の収入がこの平均給与額に達しているでしょうか。
例えばアルバイトで生計をたてている人の場合で、1週間に14時間から15時間働くと考えた場合、1か月では60時間前後の勤務です。時給の全国平均が850~900円くらいなので、仮に900円としても1か月54,000円くらいの月給になります。
仮に1日6時間勤務を週4日続けた場合、1か月4週あるとしても月給は86,400円です。到底、先に述べた20代や30代の平均給与には追い付くことができません。

フリーターでは貯金ができない理由
実家暮らしなどで家賃や水道光熱費などを支払う必要がないとしても、アルバイトで得た収入からどれだけの額を貯金に充てることができるでしょう。毎月20万円や30万円稼ぐ人と比べて、明らかに金額が少なくなることが予想されます。
複数アルバイトをしている場合でも、一人暮らしをしていれば固定費の支払いが多くなり、貯金に充てることができる金額というのはごくわずかだと考えられます。

将来の備えを考えるなら脱フリーター生活を!
将来、年金制度もどうなるか分かりませんし、その前に家庭を築くという段階でフリーターは社会的な信用が薄く、収入も不安定です。
これらのことを踏まえて考えると、フリーター生活から脱出して正社員を目指すことが望ましいと言えるでしょう。

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