就職が決まらない理由とは?内定獲得のためにすべきこと

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近年、好調な日本経済と少子高齢化による人材不足により、「売り手市場」と呼ばれるほど企業の採用意欲が高まっています。大卒の採用が難しくなった企業は、第二新卒やフリーターやニートの若者の採用にも積極的です。しかし、このような状況でも、就職活動を行っているのに、なかなか内定がもらえない、就職が決まらないという人がいます。いったい、この人には就職が決まらない何か理由があるのでしょうか。今回は、就職が決まらない人の主な理由や内定を獲得するためにすべきことなどを紹介します。

≫自分に合った仕事の探し方|自己分析や求人情報の検索のコツを解説

就職が決まらない主な理由

なかなか就業が決まらない、転職できないという人には、ほとんどの場合、何らかの理由があるようです。

志望業界・職種の絞り込みができていない

就職が決まらない人の中には、志望する業界や職種の絞り込みがきちんとできていない人がいます。その原因としては、自己分析を行っていなかったり、行っていても掘り下げて分析していなかったり、業界や職種の研究を十分にしていないため理解が不足しているなどが考えられます。志望する業界や職種の絞り込みができていないと、興味があるからや何となく良いイメージを持っているなどの理由だけで、応募する企業や職種を決めてしまいがちです。そのため、面接では志望動機をうまく説明することができずに、不合格となるということを繰り返してしまいます。

志望動機が表面的になっている

一般的に採用試験では、入社意欲と志望動機が重視される傾向にあります。志望する業界や職種の絞り込みができていないなどの理由により、志望動機がうまくまとめられないと、「○○の仕事が好き」「○○するのが楽しい」「理念に共感した」など、ありきたりで感情的な表現でしか志望動機を伝えることができません。結果的に、面接で面接官に志望動機を深堀され「なぜ当社でなければならなのか」と質問をされても、答えることができなくなってしまいます。

社会人の基本が身に付いていない

そもそも社会人としての基本が身に付いていないという場合も考えられます。いつも書類選考で落ちてしまうという人は、履歴書の書き方には問題はないでしょうか。履歴書が汚いと、それだけで採用担当者は興味を持ってくれなくなる可能性があります。履歴書は、字がうまいかどうかではなく、丁寧に書かれている、文字の大きさや余白が適当など見やすく書くことが重要です。書類選考は通過できるけど、面接でいつも落とされるという人は、身だしなみや面接での受け答えに問題があるのかもしれない。スーツにシワがある、靴が汚れている、髪の毛が整っていないなど身だしなみに清潔感がないと、第一印象が良くないばかりでなく相手に不快感を与えることもあります。また、面接で適切な受け答えができない場合には、自分のアピールポイントや志望動機、入社意欲がうまく伝わらないばかりか、コミュニケーション能力が低いと判断されてしまう可能性があります。本人はちゃんと受け答えできてると思っていても、敬語が不自然だったり、自己紹介や志望動機など面接で必ず質問される答えを、丸暗記してしまい文章を読むように感じられるなどということもあるので注意が必要です。

求人倍率の高い企業ばかり応募している

求人倍率が高い人気の求人ばかり選んで応募している場合も考えられます。人気の求人は、競争率が高いため、他の応募者より優れている点がなければ不採用となる可能性が高くなります。理想は大切ですが、高い理想だけを追い求めていても就職することはできません。自分に合った企業や職種に応募しているつもりでも、自己分析や企業分析が足りないため、自分にとって最適な企業を見つけられていない可能性もあります。今までとは違う業界は職種も含めて、広く応募する企業を検討してみましょう。

就職活動に身を入れられていない

就職活動があまりできていないことが原因ということもあります。転職の場合には、現在の派遣の仕事やアルバイトが忙しくて、就職活動にさける時間がなかったり、ある程度の収入があるため本気で就職活動に取り組めないなどという人もいます。また、何度も不採用になるため、自分は正社員に向いていないじゃないかなどネガティブな気持ちになって、投げやりになってしまう人もいます。

【先輩たちの声】

木本沙羅さん 職種:事務

なぜ、エージェントを利用しようと思いましたか?

一人でやる不安がどうしてもありました。「何ができるんだろう」「何がしたいんだろう」と自分のやりたいことが見えていなかったし、バイトと同じようなことを繰り返したくない、ということもあって話を聞いてみようと思いました。探し方もわからなかったので。。。。

内定企業へ就業を決めた理由は何でしたか?

面接では、ガッツリと話をしました!キャリアスタートで整理した内容を元に志望動機とかもしっかりと話せました。キャリアスタートから面接した企業に推薦情報もしっかり送ってくれていたので、非正規でも長くやっていることを評価してもらえて嬉かったです!

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就職が決まらない人が内定獲得のためにすべきこと

就職活動はしっかりと行っているのに、なかなか就職が決まらないという人は、内定を獲得するために何をしたらよいのでしょうか。先ほど紹介した就職が決まらない原因に対する対策を解説します。

自己分析

就職活動・転職活動では自己分析を行うことが重要です。自己分析では自分の強みや弱みを確認することができます。また、何ができるのか、何がしたいのかを掘り下げることができ、志望企業や職種の方向性を見つけ志望動機を固めるきっかけにもなります。自己分析と併せて、大切なのがキャリアの棚卸しです。キャリアの棚卸しによって、自分の経歴を振り返って、持っている知識やスキル、志向を整理しましょう。その内容を自己アピールや志望動機にうまく関連付けて、理論的に話せるように練習します。事前に、頭の中で話す内容をまとめていても、実際の面接の場面では緊張してしまい、思っていたことがうまく伝えられないというのが普通です。模擬面接を受けたり、知り合いに面接官役をしてもらって何度もロールプレイングをすると、本番の面接では緊張を少なくすることができます。

業界・職種・企業研究

就職がなかなか決まらない原因に、業界や職種を絞りすぎているといったことが原因のこともあります。意外な業界や職種が自分に適している可能性もあるので、自己分析を行って把握した内容をもとに、自分に合いそうな業界や職種、企業を広く探してみましょう。また、業界だけでなく職種についても詳しく研究をしましょう。希望職種に求められるスキルや知識、向いている人の特徴、やりがい、大変さなどを調べておくと、入社後のイメージができるため、志望動機に結び付けやすくなります。

基本的なビジネスマナーの習得

応募企業が求める知識や経験やスキルがあったとしても、採用されるとは限りません。まずは、基本的なビジネスマナーが身についていることが内定を獲得するための最低条件です。その中でも、特に重要な応募書類の書き方や敬語の使い方、身だしなみについて解説します。

応募書類の書き方

履歴書や職務経歴書などの応募書類を書く際には、読みやすいように丁寧に字を書くようにしましょう。例え字がヘタだとしても、丁寧に書いた字は採用担当者に気持ちが伝わるものです。また、誤字や脱字がないように注意するのはもちろんですが、自己PRや志望動機などの文章は、伝わりやすい構成になっているかを意識して書くようにします。

例え、複数の企業に応募するとしても、履歴書に記入する志望動機は使いまわしなどせずに、応募先の企業に合わせた内容にしましょう。使いまわしした志望動機では、ありきたりな内容となってしまい、なぜ応募企業でなければならないのかということが伝わりません。読みやすいか伝わりやすい内容になっているかは、第三者に添削してもらうとよいでしょう。

敬語の使い方

ビジネスマナーが重視されるサービス業や金融業などの選考では、敬語が上手に使えていると評価される可能性があります。それ以外も、業界や職種でも敬語に加えて、丁寧語も適切に使う必要があります。しかし、あまり気にし過ぎて過剰に使うと、日本語として不自然になり内容がうまく伝わらないといったことにもなりかねません。普段から使い慣れておくようにするとよいでしょう。

身だしなみ

最近では、スーツ着用ではなくビジネスカジュアルが基本の企業も増えてきています。面接の時には、スーツ着用が一般的ですが、応募企業の職場の雰囲気によってフォーマルかカジュアルの度合いを考えるようにしましょう。例えカジュアルな服装の職場であっても、汚れやシワのない服装を選ぶ、髪型を整える、ひげを剃る、過度なメイクを控えるなど必要最低限の清潔感は意識することが大切です。

積極的な行動

数社の選考に落ちたとしても、あきらめずに積極的に就職活動を進めることが重要です。不合格となった選考も振り返ってみて、なぜうまくいかなかったのか原因を分析しましょう。原因がわかったら解消できるように対策を考えます。これはPDCAサイクルと呼ばれる目標達成のための手法と同じであり、選考を受ける企業の数が多いほど、何度も対策を行うことができるため、採用につながる機会も増えると考えられます。また、求人情報や企業研究など積極的に情報を取りに行って、行動につなげられる人ほど内定獲得に近づける可能性は高くなります。

【先輩たちの声】

Y.K 様 職種:エンジニア

キャリアスタートのいいところ・悪いところを教えてください!

自分でできなかった職務経歴書を代行して作成してくれたところです。また、LINEで担当者とやり取りができたので、内定までスピーディーに連絡をとり続ける事ができました!

面接対策時には想定される質問を用意してくれて、アドバイスも的確でした。本番の面接まで心の準備ができました。

内定企業へ就業を決めた要因は何ですか?

もともとサイトにその企業の情報が掲載されていて、その時からこの企業良いなと思っていました。その後、キャリアスタートでの初回面談時に詳しく説明してくれて、より行きたい!とう気持ちになりました。

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≫転職活動がうまくいかないのはなぜ?よくある悩みと原因、対策方法

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それでも就職が決まらないときは?

就職が決まらない原因を探り、さまざまな努力をしても縁や機会に恵まれずに就職が決まらないこともあります。そんな時には、就職支援の施設やサービスを使用して相談したり、ネガティブになり過ぎず時には息抜きをすることも大切です。

就活に疲れたときは息抜きをする

どうしてもうまくいかないときは、期限を決めて就業活動を休憩してみるのもよいでしょう。何度も不採用になったことで自信がなくなり表情や態度に現れる、疲れや悩みによってやる気や意欲が感じられなくなるなどの状態になってしまうと面接で良い結果が得られません。そうなってしまう前に、気分転換をしてみることも大切です。また、ひとりで悩まず友達や家族に相談してみるのもよいでしょう。他の人と話すことで気分が楽になる場合もあります。

地域若者サポートステーションを活用する

友人や家族ではなく、専門家に相談するのもよいでしょう。通称「サポステ」と呼ばれる「地域若者サポートステーション」は、就労体験や就活セミナー、面接練習、就職後の相談など原則無料で就職相談や求人検索といった各種支援を受けられる施設です。厚生労働省から委託を受けて、若者の就職支援をする機関として全国各地に設置されています。

就職エージェント(転職エージェント)を活用する

就職エージェント(転職エージェント)を利用するものおすすめです。一般的に就職エージェント(転職エージェント)では、3か月以内の利用が多いことから、特に短期間で就職を決めたい人は活用してみるとよいでしょう。無料で登録することができ、就活の相談から内定まで一貫したサポートを受けられます。自己分析や応募書類の添削、模擬面接、面接結果の振り返りなど、転職のプロからのアドバイスを受けられるので、自信を持って志望企業に応募することができます。また、面接日程の調整や企業との条件交渉も、転職エージェントが応募者の代わりに行ってくれます。

【先輩たちの声】

菊田美奈 様 職種:IT事務職

なぜ、エージェントを利用しようと思いましたか?

保育の現場が中心だったので未経験のオフィスワークに挑戦しようと思ったとき、自分で進めていくと「聞いてたのと違う!」とか「思っていたのと違う!」ということがあるかもしれないので、そのような事がないように聞いてみようと思ったからです。

キャリアスタートに一言お願いします!

仕事決まらない不安で、焦っていたのですが、担当の方がめちゃめちゃ早く進めてくれました!本当にありがとうございました!

>菊田美奈 様の詳しい体験談はこちら

 

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就職が決まらない理由を探り、次の応募に活かそう

一生懸命に就職活動を行っているのに、なかなか就業が決まらない場合、何らかの理由や原因があることが考えられます。上手くいかなかったからと落ち込むことなく、理由を探って次の応募に活かすようにしましょう。もし、自分では理由が見つけられない場合には、就職エージェントなどを利用して、第三者にアドバイスを求めるとよいでしょう。

 

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