第二新卒の時期はいつまで?転職時のメリット・デメリットは?

終身雇用制度が終わりを告げる現在の日本では、自分の望むキャリア実現を目指し、さまざまな状況で転職活動を行っている人がいます。新卒で入社しつつも、何かしらのミスマッチなどが生じて転職を検討している人も少なくありません。

比較的若年層で転職活動をしている人のなかには、新卒だけでなく既卒・第二新卒なども含まれます。今回は、第二新卒者とはいつくらいまでの時期を指すのか、転職時のメリット・デメリットも含めて解説していきます。

≫第二新卒の基準はいつまで?

第二新卒と呼ばれる時期はいつまで?

一昔前の人材市場では、新卒・中途という大きく2つの採用枠で募集されていることが一般的でした。しかし近年では、入社から短期間のうちに転職活動をする人も増え、これまで以上に細かく分類されて語られることが多くなっています。

ここでは、どれくらいの時期までの人が「第二新卒」と呼ばれるのか?そして第二新卒者の転職が増えている現状と理由について見ていきましょう。

第二新卒とは?

第二新卒には明確な定義はないものの、学校を卒業して新卒入社したのち、3年以内で退職して転職活動を行っている人を指します。なかには1年未満で離職した人、高卒・大卒・大学院卒なども含まれます。年齢については、大卒の場合を想定した場合、25~26歳といった20代半ばぐらいまでを指すことが多いです。

ただし高卒の第二新卒であれば20~21歳程度ですし、専門卒であれば卒業時の年齢によってさまざまです。大学院卒の第二新卒であれば、20代後半に入っているため、一概に年齢のみで「第二新卒」と定義することはできません。

第二新卒はそれぞれの状況で年齢も異なるため、企業によっては20代全般を第二新卒として扱うケースも見られます。簡単に言えば、「若年層がはじめて転職をする」というイメージです。30代に入ると、一般的な中途採用の枠と捉えられる傾向にあります。

また卒業後、一度も就職したことのない人は「既卒」と呼ばれ、「第二新卒」とは異なる枠で考えられています。

第二新卒の転職が増えている理由

第二新卒者が転職したいと考える理由には、入社後のミスマッチや新たにやりたいことが見つかったなど、状況によってさまざまなものが考えられます。まず第二新卒者側の希望があってはじめて転職活動をするわけですが、企業側も第二新卒枠を増やすなど、積極採用を進めているケースが増えています。

つまり第二新卒は、転職市場において需要が高い存在になりつつあり、積極的に採用活動を行う企業も多くなっているのです。この背景には、そもそもの労働力人口の減少や少子高齢化はもちろんですが、第二新卒にあたる層が人材不足になっている企業・職場が増えていることも考えられます。

厚生労働省の調べによれば、2015年3月卒業者で、新卒における3年以内の離職率が、高卒では39.3%、大卒では31.8%とのこと。早期で新卒が離職してしまった企業では、若手が企業内で不足し、新たな人材を求めているのです。

第二新卒は、業種や職種を問わず、多くの企業で求人募集が見られます。

 

【出典】厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」(2018年10月)

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553_00001.html

≫第二新卒を歓迎する企業の特徴|おすすめの業種、就職活動のコツは?

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企業が第二新卒に期待する能力

国内の人材市場では、未だに新卒枠に重視する企業もあるなかで、積極的に第二新卒採用へ舵を切っている企業もあります。というのも、第二新卒には新卒にない魅力や能力やあると見なしているためです。企業側は、第二新卒者に対してどういった能力を期待・評価しているのでしょうか。

基本的なビジネスマナー

第二新卒の最大の強みは、数年程度など短期間であれ、社会人経験を積んでいることです。これが新卒との大きな違いといえるでしょう。

第二新卒では、社会人経験において必要最低限のビジネスマナーが身についている人が多いとされ、企業側からも社会人としてスムーズに仕事に入ってもらえると期待されているのです。基本的なビジネスマナーというと、たとえば社内外での立ち居振る舞い、ビジネスメールやビジネス文書などの理解、敬語などの言葉遣いといった項目が挙げられます。

新卒の場合、入社後などに研修などで基本的なビジネスマナーを教育したのち、各部署に配属されるといったケースが多いです。新卒への教育のため、企業側としても人件費などのコストをかける必要があります。しかし第二新卒の場合、こうした育成にかかる手間やコストが少ないと考えられているのも、第二新卒のニーズが高まっている理由のひとつでしょう。

柔軟な適応力

第二新卒はおおむね20代前半~半ばあたりの年代であり、若さも大きな魅力です。若いということで吸収力があるのはもちろん、新しい仕事や環境に対して柔軟に適応できる能力も高いと考えられています。

前職での経験があるとはいえ、数年間であり、基本的な部分が多くを占めています。たとえば仕事そのものの進め方や考え方など、固執するまでに至らず、比較的柔軟に育てやすい人材として重宝されるケースが多いのです。

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第二新卒の転職におけるメリット・デメリット

第二新卒は、企業側からも魅力ある人材として注目を集めており、大きな可能性を秘めた存在です。ここでは、第二新卒の転職におけるメリット・デメリットについて見ていきましょう。

メリット

第二新卒では、一度就職した経験を踏まえたうえで、新たな就職先を探すことになります。経験をもとに、さらに自分の希望をしっかりと考えて転職活動を進めることができるため、希望と企業の環境・方針が合わない「ミスマッチ」を回避しやすいでしょう。

また、学生時代に就職活動をしていた状況と比べると、社会人として地に足をつけた考えも持てるようになってきています。そのため、明確なビジョンを持って就職活動に取り組むことができ、理想と現実の差が大きくかけ離れてしまうといった問題も軽減されやすいです。

第二新卒では若さやポテンシャルも大きな武器となります。これまでの経験を踏まえたうえで、未経験の業種や職種にも挑戦しやすいのも大きなメリットのひとつ。また、スキルや経験よりも、熱意・意欲の高さなどを重視した求人が多く、通常の中途採用よりも、スキルや経験の高さを求められにくいのもポイントです。

第二新卒として募集されている案件のなかには、新卒では入社が難しいとされる企業が含まれている可能性も。思わぬチャンスに恵まれ、チャレンジできる場合があるのも魅力です。

デメリット

第二新卒の場合、社会人経験があるものの短期間で退職してしまっていることがデメリットのひとつにもなります。企業側から「すぐ辞めるのでは」と、マイナスイメージを持たれがちなのは否めません。面接のときに、前職を短期間で辞めてしまった理由を問われるケースが多いため、事前に回答をしっかり準備しておくことが大切です。

また即戦力を求める場合、企業や各部署のニーズによっては一般的な中途採用者を採用するケースがあります。この場合は、社会人としての基本的能力よりも専門的な経験やスキルに重点を置いて採用を決定していると考えられます。

この場合は企業側のニーズに合わなかっただけともいえますが、第二新卒の場合、経験やスキルの面では劣るため、強みとして活かしにくい傾向があります。

≫第二新卒の転職を成功させるには?失敗しないための注意点とコツ

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第二新卒が転職活動をするときのポイント

近年では第二新卒のニーズが高まっており、希望の転職先から内定をもらえるチャンスは十分にあります。できればスムーズに、よりキャリアアップできる環境へ転職成功するべく、第二新卒が転職活動をする時のポイントについてご紹介します。

転職の目的を明確化する

まず、「なぜ転職したいのか」目的を明確にしておくことが大切です。目的がはっきりしていると、志望動機などもしっかりと固まり、面接などでアピールしやすくなります。第二新卒採用ではポテンシャルも大きな評価ポイントとなるため、志望動機は非常に重要なのです。

たとえば「新たなジャンルの職種にチャレンジしたい」「キャリアアップしたい」「給与アップしたい」など、自分のなかで目指す目標・ポイントがどこにあるのか、自分軸をしっかり持っておく必要があります。

また、これまでの社会人生活を振り返り、スキルや適性を明確にしていったうえで転職先を選ぶようにすることも大切です。なぜ応募先の企業を志望するのか、はっきりとした目的意識を持てるようになるでしょう。

前職の退職理由をネガティブなものにしないよう注意する

早期離職者のうち、人間関係や待遇・職場環境・社風などを理由としている人もたくさん存在します。実際にそれが真実の退職理由なのでしょう。しかし、面接などで退職理由を説明する際、その内容がネガティブなものにならないよう注意が必要です。

たとえば前職の企業そのものや上司に対する悪口などはNG。本当の話であろうと、採用担当者は「自社に再就職しても同じように考える人なのでは」と思われてしまうなど、好印象を与えることは決してありません。

一方的に会社や上司のせいにするのではなく、現在の状況の説明を踏まえて、なぜ環境を変えようと思うに至ったかを伝えるようにするといいでしょう。違う環境で一から出直したい、キャリアアップしたいなど、その思いに至る工程が重要です。志望動機と絡めて説明できるようにしておくと、一貫性があって良いでしょう。

転職エージェントを利用する

第二新卒として転職活動する際、再び失敗してしまわないためには第三者からのサポートが重要です。転職エージェントというと、高スキルな人材のみに特化しているイメージがあるかもしれませんが、現在では若年層や第二新卒などに特化した転職エージェントもたくさん存在します。

終身雇用が当たり前ではなくなった昨今ですが、それでも短期間で離職・転職を繰り返すのは決していいことではありません。再び企業とのミスマッチを起こして転職回数をいたずらに増やさないためにも、プロに相談し、客観的な視点で見てもらうことがおすすめです。

転職エージェントでは、応募書類の添削や面接対策、企業情報の提供や自己分析の手助けなど、転職活動に関するサポートを無料で受けられるのが大きな強みです。一般的な転職サイトなどでは、求人案件のみ掲載しているケースもあり、転職エージェントならではのサービスを活用し、有利に転職活動を進めましょう。

 

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第二新卒ならではの魅力を活かして転職成功へ

第二新卒は、主に新卒入社して1~3年以内で転職活動をしています。第二新卒は社会人経験とポテンシャルが大きな武器になる一方、在籍期間が短いことがネックにもなります。ただし、離職理由を明確に説明し、将来のキャリアビジョンをしっかりと考えておけば、希望の企業へ転職できるチャンスは大いにあります。

キャリアスタートでは、第二新卒を含め若年層の方向けに転職サービスを提供しています。これから転職活動をしようと考えている人にも、転職成功へのコツや魅力的な案件紹介など、あらゆるバックアップ体制を整えています。転職活動はひとりで行っていると、考え方や活動の方法に行き詰まりを感じてしまうことも。ぜひエージェントのサポートを得ながら、スムーズに効率よく転職活動を進めましょう。

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小平真理 様
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介護職です。大学卒業後、新卒で入社して介護施設の運営管理や実際の介護もしていました。

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転職エージェントが成功の秘訣

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最初はひとりで転職活動していましたが転職エージェントに登録してから、一気に転職活動が変わりました!視野が広がったし、そのおかげで今の会社の面接を受けれました。私ひとりで転職活動をしていたら、以前と同じ飲食店勤務を選んでたかもしれません。 本当に毎日充実していて、転職してよかったと心から思っています。
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