第二新卒とは?転職するときのメリット・デメリットと活動のポイント

新卒で企業に入社したものの、それぞれの事情で転職を検討している人も見えることでしょう。現在では、さまざまな立ち位置から就職・転職活動を行う人がいます。これまで一般的だった新卒・中途採用者以外では「第二新卒」という言葉もよく耳にしますが、具体的にはどういった人を指すのでしょうか?今回は第二新卒者が転職を考えた際のメリット・デメリットや押さえておきたいポイントについてご紹介します。

≫第二新卒の時期はいつまで?転職時のメリット・デメリットは?

第二新卒とは?

就職活動といえば「新卒」「中途」という言葉が一般的でしたが、現在ではさまざまな状況のもと、就職活動に励んでいる求職者が多数存在します。なかでも第二新卒・既卒は、2000年代に入り年々増えてきている存在です。

ここでは、第二新卒と新卒・既卒との違いや、第二新卒の特徴について見ていきます。

第二新卒と新卒、既卒の違い

・第二新卒

第二新卒とは、新卒で企業に就職したのち、1~3年以内に転職を目指す若年層の人を指します。なかには入社から1年未満という人もいます。入社後のミスマッチや、新たにできた目標のために転職を目指すケースが一般的です。

ただし、第二新卒には厳密な定義がなく、企業によってその定義が異なることもあります。たとえば、20代前半を第二新卒として扱う企業もあるため、募集内容などで判断できるでしょう。

過去では新卒以外というと、中途採用者扱いであることが一般的でしたが、若年層の離職者が増えている実情もあります。企業側の人材不足に伴い、近年では第二新卒にも注目が集まってきているのが現状です。

・新卒

新卒とは、当該年度中に学校を卒業する人を指します。これまでに社会人経験がなく、まっさらな状態で企業に入社することとなります。新卒採用では、応募者の仕事への適性や素養を見る企業が多く、一から企業で教育をし、スキルを積んでいくのが特徴です。

・既卒

既卒とは、一般的には学校を卒業後、正社員として就職したことがない人を指します。第二新卒との大きな違いは、正社員としての就業経験がないという点です。社会人としては、新卒と同じくまっさらな状態で正社員として勤めることとなります。

既卒の場合、新卒採用枠と中途採用枠のどちらにも応募できる可能性があります。応募する企業によって微妙に異なりますが、「卒業後○年まで」など上限を設けている場合もあります。応募時に確認し、適した枠に応募することが重要です。

・第二新卒の特徴

第二新卒の特徴はいくつかあります。一定の社会経験は積んでいるものの、比較的柔軟性があり、適応能力が高い傾向にあるのが特徴です。入社して3年以内という状況で転職することもあり、前職での働き方や企業理念に染まりきっていない人が多いといえるでしょう。

一方で新卒や既卒と比較すると、基本的なビジネススキルを備えているのが第二新卒の特徴でもあります。新卒・既卒よりも早く戦力として活躍してくれる可能性を秘めており、中小企業などでも注目されている存在なのです。

また、20代後半よりも若いため、社会人としての能力が伸びる可能性があるのも魅力。第二新卒は、転職市場でも大いに活躍が期待されている存在です。

 

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第二新卒の主な転職理由

第二新卒という立場で転職を検討している人は決して少なくありません。そもそもどういった理由から、早期で転職しようと考えているのでしょうか?ここでは第二新卒の主な転職理由について見ていきましょう。


・自分の思い描くキャリアを実現したい

新入社員として入社したときには気づかなかったことが、日々仕事をこなすうちに見えてくることがあります。「思っていたのと違った」「本来望んでいた方向性と異なる」「新たな仕事に興味がわいてきた」など、自分が現在望んでいるキャリアアップが叶えられないため、実現すべく転職したいと考える人もいることでしょう。

社会人として日々働くうちに学生の頃からやりたいことを思い起こし、それが実現できていないことで自己実現を目指そうと考える人もいます。

社会人として一企業に勤めることで、人生における多くの時間と労力を仕事に費やすことになります。できるならば、自分が思い描くキャリアを築いていきたいと思うのは自然なことです。

・会社の財政状況が安定していない

現在勤めている会社の財政が不安定な状況であれば、長く働き続けることに不安を抱くものです。今の会社に長く在籍していても、将来はどうなるかわからないという不安が絶えずつきまといます。そうなると、新たな企業・業界・職種にチャレンジしてみようかという気持ちに。

現在では終身雇用制は崩壊しつつありますが、将来にわたって安定した生活を送るためには、業績の安定した企業に勤めたいと思う人も多いです。その結果、業績が比較的安定している企業へ転職したいと考えるようになります。

・待遇に不満がある

希望の企業へ入社できたとしても、期待していたような待遇ではなかった場合には、長く働き続ける意欲を失ってしまうこともあるでしょう。「給料が安い」「福利厚生があまり充実していない」など、労働に対する対価が低いと感じてしまうことにより、仕事のモチベーションが下がってしまう人も少なくありません。できればやる気がアップする報酬・対価があるほうが、意欲も維持できますよね。

また「残業が多い」「休みが少ない」など、入社前の想定よりも残業時間が多く、適切な休養が取りづらいと、少しずつ会社に対する不満が募っていってしまいます。近年では「ワーク・ライフ・バランス」という言葉もあるように、仕事と生活の調和を図れることが国内の活力や成長力を高めると期待されています。時間的ゆとりをつくって余暇も楽しみたいと考えた場合、現職を辞めて転職したいと思う人もいることでしょう。

・人間関係がうまくいかない

勤続年数に関わらず、転職希望者の多くが「人間関係」を理由に離職している場合が多いです。内閣府がまとめたアンケート結果によれば、初めて務めた職場の離職理由として、最も重要な理由として「仕事が自分に合わなかったため」で23.0%と最も高く、その次が「人間関係がよくなかったため」が10.0%でした。全体的な離職理由としても、同じく2番目に高い割合を示しています。

(参考:内閣府|特集 就労等に関する若者の意識https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h30honpen/s0_0.html

たとえば同僚や上司との関係が悪化した場合、自己の努力だけでは改善が難しいケースが多いです。結果として、コミュニケーションにおける問題を解決し、ストレスなく気持ちよく仕事がしたいという考えに至るのは自然なことといえるでしょう。

≫第二新卒が転職を始める時期はいつ?活動を計画的に進めるコツ

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第二新卒で転職活動を行うメリット・デメリット

転職しようと考えた場合、第二新卒というポジションは転職市場でどのように判断されているのでしょうか?ここでは、第二新卒で転職活動を行う際のメリット・デメリットについてご紹介します。

メリット

・ビジネスマナーの基礎が身に付いている

第二新卒者は、前職である程度のビジネスマナーを学んでいることがほとんどです。たとえば電話応対や接客、ビジネスメール・ビジネス文書・敬語など、基本的なマナーを改めて教える必要がないのは、企業側からすれば大きなメリットです。

また、新卒や既卒と比較して、働く上で必要な基本的な振る舞いができるため、第二新卒としても自信を持ってふるまえることでしょう。ビジネスマナーは業界・業種・職種を問わず、ある程度共通しています。第二新卒は、ビジネスパーソンとして社外に出せる人材として企業からも大いに期待される存在といえるでしょう。

・キャリアチェンジができる

第二新卒の場合、おおよそ20代前半から25歳程度という若年層にあたります。前職での経験を優遇されることもありますが、なかには未経験での職種でもポテンシャル採用として歓迎されているケースも少なくありません。

前職での経験に大きなこだわりがないようであれば、新たにキャリアチェンジできるのも第二新卒における転職のメリットといえるでしょう。比較的若い年代で未経験採用されることで、企業・求職者双方にとって業界や業種の変更による負担が少なく済む傾向にあります。

前職での経験が浅いがゆえに、柔軟性が高く転職先企業の社風や方針などを素直に受け入れやすいのも魅力です。もし以前から憧れていた業界や業種への転職を希望する場合、やる気や熱意をアピールすることで採用してもらえる可能性も十分あります。というのも、若くして転職活動を積極的に行うモチベーションの高さを評価してくれる企業もあるためです。

デメリット

・前職での就業期間が短い

そもそも第二新卒の場合、主に卒業後3年以内で新たに就職活動をする人を指します。なかには1年未満という短期間のケースも。そうなると、粘り強さや耐性などの面で不安が残り「すぐに辞めてしまうのでは?」といった懸念を抱く採用担当者も少なくありません

前職のカラーに染まっていない点では魅力的な第二新卒者ですが、自社で長く働き続けてくれるかどうか疑問視されてしまうのも自然なこと。まずは転職理由についてネガティブな内容になってしまうことは避け、企業に前向きな姿勢をアピールすることが重要です。

・能力以上に企業から期待されやすい

第二新卒者は、期間の長短はあれ、一定期間の社会経験が大きな強みです。新卒や既卒などと比較すると、その強みが大きな魅力として映り、企業からは本来の能力以上の活躍を期待されてしまう傾向もあります。万一企業の求める水準に達していない場合、入社後の努力によって補う気持ちがあることを示すと良いでしょう。

なかでもはじめて第二新卒を採用する企業の場合、過度な期待を寄せるケースもあります。しかし、これまでに第二新卒の採用経験が多い企業は、過度な期待をしない傾向にあります。一概に心配しすぎる必要はなく、自信を持って自分のスキルをアピールするといいでしょう。

 

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第二新卒の転職活動に最適な時期と始めるときのポイント

第二新卒として就職活動をする場合、重要なのが活動を始めるタイミングです。タイミングによっては、転職の成功・失敗に大きく影響することも。今後スムーズに転職成功となるよう、最適な転職活動時期と押さえておきたいポイントについてご紹介します。

転職活動に最適な時期

第二新卒の転職活動で最適な時期は1~3月あたりと、7~9月あたりです。つまり、4月と10月を入社時期と考えて活動すると良いでしょう。

なぜなら、4月、10月の入社に向けて求人を出す企業が多い傾向にあります。4月は年度はじまり、10月は後半期のはじまりの時期。転職、異動、転勤、定年退職など、人の入れ替わりがある時期であり、多くの企業で新たな人材が必要になる時期と重なりやすいのです。

4月については人員増に伴う採用のケースも多いですが、10月は離職者と入れ替わりで必要となるケースもあり、即戦力を期待して採用活動をしている企業もあります。求職者側としては、4月、10月採用で就職活動をすれば普段見られない企業が求人募集しているなど、求人数も多く選択肢が広がるのがメリットです。企業側としては、新卒や異動した社員と一緒に研修を実施できるため、コスト面で負担が少ないのがメリットです。

転職活動を始めるときのポイント

・あらためて自己分析をする

転職活動を始めるにあたり、自分の気持ちや考えをまとめるためにも自己分析はかかせません。新卒時に自己分析を行った人がほとんどかもしれませんが、現在の自分自身の立ち位置や状況を把握するためにも、自己分析を行ってみてください。

まず転職活動を始める前に、これまで培ってきた前職経験について洗い出してみましょう。たとえば基本的な業務内容や職場で身につけた知識・スキルなど。箇条書きなどで問題ありませんので、書き出してみるとわかりやすいですね。

次に転職先の条件について考えてみましょう。たとえば業界・業種・企業規模・職種をはじめ、待遇・福利厚生・職場環境など。自己分析を深く進めるうちに、自分の適職ややりたいことなどが浮かび上がってくるでしょう。そして、どうしても外せない勤務先の条件についても、明確にしておきましょう。

もしも1人で考えるのが難しい場合、友人や家族、転職エージェントなどに相談してみてください。転職エージェントは、キャリアアドバイザーなどに無料で相談できるところが多いです。1人で考えていると、考え方に偏りが出てしまうことも。第三者のアドバイスを受けることで、多角的な視野で就職活動を進めることができます。

・転職する理由をポジティブに話せるように準備する

求人に応募すると、書類・面接などいくつかの選考をクリアしていく必要があります。なかでも転職理由については、ほぼ必ず聞かれる質問内容のひとつ。聞かれた際にはあやふやにせず、明確に答えられるよう準備しておきましょう。

なかでも忘れてはならないことが「ポジティブな内容で締めくくること」。転職したいと思う理由については、ネガティブな考えの方ももちろんみえることでしょう。しかし、嘘はつかずともポジティブな表現で伝えることが大切です。

たとえば前職の悪口など、他責に聞こえてしまうような言い方はNG。仮に応募企業へ転職できたとしても、同じように悪口をいうのでは?といった悪いイメージを持たれてしまいます。「退職理由と志望理由がつながる」ようにまとめることがポイントです。

≫第二新卒の就活|準備から面接時の注意点まで、成功のポイントは?

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近年では、多くの企業で深刻な人材不足が問題視されています。労働人口の減少や少子高齢化はもちろん、終身雇用制の崩壊によって国内における働き方自体が大きく変わろうとしているといえるでしょう。多くの企業では若年層の人材を求めており、新卒に限らず第二新卒や既卒などからも、自社にニーズにマッチした人材を獲得しようと積極的に求人活動を行っています。

第二新卒者はこれまでの就業期間が短いため、全社のカラーに染まっていない柔軟性やポテンシャルを魅力だと感じている企業は多いです。一方で、長く定着してくれるか、すぐに辞めてしまわないかといった不安も抱えています。

しかし、これまでの社会経験をうまく活用し、新卒や既卒よりも期待され活躍できる可能性は十分にあります。転職活動時期を見極め、今一度自己分析をチェックしてアピールできる強みを理解しましょう。ポジティブな転職イメージを持ち、明確に回答できるよう事前準備を行うことで、転職成功のチャンスをつかめるはずです。

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