将来性のある仕事とは?今後伸びる職種の見極め方と転職のコツ

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転職しようと考えた時、今流行している業界や、急成長をしているような話題の業界に目が行きがちです。しかし、そのような業界が今後何十年も成長し続けていくとは限りません。転職では、自分の希望する職種や自分に合った仕事を選ぶことが重要ですが、その上で将来性があることも大切です。今回は今後伸びる職種の見極め方と転職のコツを紹介します。

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将来性のある仕事の主な特徴

世の中にはさまざまな仕事や職業がありますが、将来安定して働ける仕事とはどのようなものなのでしょうか。将来性のある仕事の主な特徴は、一般的には以下のように言われています。

衣食住に深く関わりがある仕事

農業や漁業など衣食住に深く関りのある仕事は、人々の基本的な生活に欠かせないことから、いつの時代にも需要があると考えらます。そのため長期的に安定して働ける傾向にあります。さらに、次に紹介するような流行に左右されにくい事業内容であれば、より安心です。

流行に左右されづらい仕事

流行によって、急激に成長している業界や職種は、それが今後何十年も続くとは限りません。成長している期間は良くても、流行が過ぎることで安定した収入を得られなくなる可能性もあります。一方で、流行と関係なく必要とされる仕事は、給与水準が下がったり、仕事が減ったりする可能性が低く安定していると言えます。

機械で代替できない仕事

近年は、AI(人工知能)技術の進歩によってさまざまな業務が、自動化、機械化されています。今後も、主に定型業務(ルーティンワーク)や単純作業を中心にAI化が進むと予想されます。そうすると今まで人が対応していた業務もコンピューターやロボットが代わりに行うこととなり、その業務に関しては労働者が必要なくなります。ただし、AIで対応できる業務は主に定型業務であるため、クリエイティブな仕事や人間同士のコミュニケーションが重視される仕事などは、自動化しづらいため将来性のあるものが多いと考えられます。

需要が高い仕事

一時的な流行ではなく、今後も成長が見込め業界自体が伸びている仕事は、需要が高く将来性があると言えるでしょう。業界自体が成長しているということは、その業界の多くの企業が成果を出して活躍しているため、多くの人を必要としています。そのため求人数も多い傾向にあります。もし就職先の企業の経営が傾いてしまった場合でも、経験とスキルがあれば他の会社に転職しやすいでしょう。

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 【職種別】将来性のある仕事の例

将来性のある仕事の特徴は「衣食住に深く関わりがある仕事」「流行に左右されづらい仕事」「AIや機械で代替できない仕事」「需要が高い仕事」ですが、具体的にはどのような仕事があるのでしょうか。

看護師

医療関係の仕事には、AI化や機械化が難しい業務が多くあり将来性があると考えられます。医療関係の中でも看護師は、患者とのコミュニケーションやケアなどが必要であり、機械で代替えすることが難しい範囲の仕事を行っています。主な仕事内容は、医師のサポートや患者の容体チェックなどです。少子高齢化が進む中、医療や介護の分野では常に人材不足と言われています。そのため、外国人労働者の受け入れも行われていますが、今後も看護師のニーズは増えることがあっても無くなることはないでしょう。

なお、看護師になるには、看護師国家試験に合格する必要があり、その受験資格は、大学や3年制短大の看護系学科、または病院や大学の医学部に付属する3年制看護学校などで学ぶ必要があります。

理学療法士、作業療法士

理学療法士や作業療法士も医療関係の仕事として、今後需要が確実に増える職業です。理学療法士は、けがや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予想される人に対して、運動療法や物理療法を用いてリハビリを行うことで、基本動作能力の回復や維持、障害の悪化予防を行います。作業療法士は身体の障害だけでなく躁うつ病や摂食障害など精神障害の人にもリハビリを行います。なお、理学療法士や作業療法士になるには、看護師と同様に国家資格を取得する必要があります。その国家資格を受験するには大学・短大・専門学校などで3年以上学ぶ必要があります。

介護士

医療分野と同様に福祉や介護の分野も深刻な人手不足が続いています。日本の労働人口が減少する中、高齢者の人数は増加し続けるため、今後も介護士の需要は拡大すると予想されます。主な仕事の内容は、介護を必要としている高齢者の身の回りの世話など、日常生活の介護です。介護福祉士の資格を取ることで資格手当がつくため、さらに安定的な収入を得ることができます。2019年10月には、政府与党政策懇談会において総理から、勤続10年以上の介護福祉士について、およそ月額8万円相当の処遇改善を行うという発言もあり、待遇面でも将来性が期待されます。

営業職

営業職の仕事は、お客様一人ひとりのニーズに合わせて自社の製品やサービスの提案することです。具体的には、単に商品やサービスを売り込むだけではなく、顧客が抱えている課題に対して、その解決方法を一緒に考えて、提案するのが仕事です。そのため、AIや機械には代替えされることがなく将来性がある仕事と言えます。また、営業職としてのスキルがあれば、勤めている会社の業績が悪くなったとしても、どの業界や企業でも営業職は必要とされているため、転職先を比較的簡単に見つけることができます。

ITエンジニア

IT業界は、急激な成長を続けていますが、一時的な流行ではなく今後も成長が続くと予想されています。需要の増加に伴って人手不足の状況が続き、経済産業省が発表している推計では、2030年には約59万人のIT人材が不足すると予想されています。IT業界の中でも、特に需要が高いのがITエンジニアです。エンジニアの仕事は、単にコンピューターの作業をするだけでなく。クライアントの企業と打ち合わせしてニーズに合わせたシステムを提案するなどの業務があり、コミュニケーション能力が必要とされます。そのため、AI化や機械化が難しく、将来性があると考えられます

プログラマー

プログラマーは、ITエンジニアの職種のひとつですが、主な仕事としてはコンピューターを動かすための「プログラム言語」を用いて、システムやソフトウェアを作り上げることです。プログラマーが作るシステムやソフトウェアは、我々の生活に関係するさまざまな分野で使用されていています。近年では、多様な仕事がAI化や機械化されて効率的になっていますが、これらを動かしているのもプログラマーが作ったシステムやソフトウェアです。そのため、今度どんなにAI化が進んだとしても、そのAIを動かすためのプログラムが必要となるためプログラマーの需要が無くなることはありません。

公務員

公務員は昔から安定した仕事と言われています。景気や流行に左右されることなく、雇用や給与が安定しているため将来性があると言えるでしょう。これまで日本経済を支えてきた終身雇用制度についても、民間企業では見直される傾向にありますが、公務員ではまだ当分は定年まで安定して働ける環境が続きそうです。一部の定型業務(ルーティンワーク)などはAI化されるとしても、住民の声をくみ取って行政の方向性を決め暮らしやすくするという公務員本来の仕事においては、コミュニケーションが必要とされるためAI化が進んだとしても必要とされることでしょう。

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将来性のある仕事に転職するには

紹介したような将来性のある仕事に転職するには、どのようなポイントに注意して転職活動を行えばいいのでしょうか。特に事前準備について解説します。

情報収集を怠らない

将来性のある仕事に就くためには、情報収集を怠らないことが大切です。仕事の将来性には、経済や業界自体の動向が影響します。常に世の中の流れを意識すると良いでしょう。インターネットや新聞、書籍などで情報を収集して、あらゆる方面に向けてアンテナを張っておくようにします。また、将来性のある仕事は、人気であることも多く求人が出てもたくさんの応募者が集まり、すぐに決まってしまうこともあります。希望の職種が決まっている場合には、転職サイトなどで日頃から求人情報の検索することも重要です。

専門的なスキルを身に付ける

先にご紹介した将来性のある仕事の中には、看護師や公務員のように資格が必要なものもあります。転職したい職業に必要とされるスキルや資格を取得することで、将来性のある仕事に就ける可能性が高まります。また資格だけでなく専門的なスキルを身につけることで、仕事の選択肢が広がりやすくなり転職には有利です。資格やスキルによっては、フリーランスとして仕事をしたり、起業するという選択肢もあり企業に左右されない生き方ができる場合もあります。

人脈を大切にする

インターネットや新聞、書籍などで情報を収集するのも大切ですが、口コミなど身近な人からも有益な情報が得られる可能性があります。そのため、今ある人脈を大切にするとともに新たな人脈づくりもしてみましょう。転職したいと考えている職種がある場合には、実際に働いている人に話を聞いてみることによって、実際に将来性があるかどうか判断できる可能性があります。また、多くの人と交流を持つことで、リファラル採用などによって、一般に広く募集されていないような将来性のある仕事に就ける可能性が広がることもあります。

≫仕事選びの基準と失敗事例|入社後に後悔しないためのポイントとは?

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将来性のある仕事の求人を探す方法

将来性のある仕事の中でも、自分が希望する職種が決まったら条件に合う求人を探しましょう。求人情報を探すのには、さまざまな方法がありますが代表的なのとその特徴を紹介します。

ハローワーク

ハローワークは、正式名を「公共職業安定所」と言い、国が運営する職業紹介施設です。全国各地に設置さており、その地域にある企業の求人が多い傾向にあるため、地元で就職したい人は、利用すると良いでしょう。誰でも無料で利用することができ、自分で端末を操作して求人情報を検索したり、窓口で相談したりして求人を探すことができます。希望の求人があった場合には、ハローワークで紹介状を出してくれます。また職業相談なども行われており、就職のサポートを受けることも可能です。ただし、求人情報の検索や求人に応募するためには、ハローワークに直接足を運ぶ必要があります。

転職サイト

転職サイトは、民間企業が運営する求人情報を多数掲載しているサイトです。無料で利用することができ、インターネットの環境があればパソコンでなくともスマートフォンがあれば、どこでもいつでも求人情報の検索から応募までできます。条件を入力して、情報を検索できるため自分の希望にあった求人を探し出すことが可能です。コラムが掲載されたページがある転職サイトも多く、コラムには転職活動に関するノウハウが書かれてこともあり、これらの情報を見るだけでもためになります。

転職エージェント

転職エージェントは、民間の人材紹介会社で、基本的には無料で利用することができる就職支援サービスです。登録すると、専任の担当者との面談によって転職のアドバイスやサポートを受けられ、希望に合った求人情報を紹介してくれます。また情報の紹介だけでなく履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策など手厚い就職支援のサポートが受けられます。

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将来性のある仕事に就くならキャリアスタートの利用がおすすめ

将来性がある仕事への転職を考えているなら、転職エージェントを利用するのがおすすめです。転職エージェントにも、さまざまな会社がありますが、今回はフリーターや第二新卒のサポートに特化したキャリアスタートの特徴について紹介します。

転職エージェントを活用するメリット

在職のまま転職活動をするとなると、通常業務に時間を取られるため、なかなかうまく転職活動が進められないことがあります。転職エージェントを利用すると、求人情報の検索や面談日程の調整、条件交渉などを代わりにエージェントが行ってくれるため、会社に在職中でも転職活動が可能です。エージェントとの面談が必要となりますが、面談で伝えた希望の条件に合った求人を探してくれて、応募から入社までのサポートをしてくれます。中には提出書類の添削やマンツーマンの模擬面接などのサポートも受けられる転職エージェントもあります。

キャリアスタートの特徴

キャリアスタートは、フリーターや第二新卒のサポートに特化した転職エージェントです。「20代がおすすめする転職支援会社 2018年 No.1」にも選ばれています。同世代による「転職交流会」が毎月開催されているほか、「転職成功BOOK」の無料提供や模擬面接などさまざまなイベントやサービスの提供を行って、「転職者に寄り添う」ハートフルな対応が特徴です。また、転職活動だけでなく、企業から内定をもらった後のサポートも充実しており、選べる転職お祝いプレゼント、初期費用がかからない住居などの相談もできる転居サポート、、転職後の電話または対面での面談なども受けることができます。フリーターや第二新卒に特化しているため、一般には公開されていないような未経験者でも応募可能な求人情報を多数持っているのも特徴です。

※参考

https://careerstart.co.jp/service

https://careerstart.co.jp/support_lp

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転職を目指すなら将来性のある仕事を選ぼう

 

転職を考えた時、自分に向いた職業や、自分がやりたい仕事を選ぶことが重要ですが、将来性のある仕事を選ぶということも大切です。急激に成長している業界や、今流行している業界はそれが5年後、10年後も続くとは限りません。場合によっては給料水準が下がったり、仕事が減ったりすることも考えられます。転職は、若い時の方が有利といわれていますので、できれば何度も転職を繰り返さずに1度の転職で、一生働ける将来も安定している仕事につきたいものです。将来性のある仕事に転職するなら転職エージェントなどを利用して、転職活動を行うのがおすすめです。

 

【先輩たちの声】

南山あきさん 職種:営業

なぜ、今回の転職先を選んだのですか?

最初は、これまでの経験を活かして飲食店に転職しようかとも思いましたが、新しいことにチャレンジしたい気持ちが芽生えてきて。

「営業職」という響きにカッコよさというか、興味がありましたので営業職と飲食店の両方を見てみました。

最終的にはもっと成長したい想いの方が強くなって、営業職に決めました。応募先の企業の方針が成長重視だったのも刺激的で、とても魅力を感じました。

キャリアスタートをご利用頂いた感想は?

とてもよかったです。来る前は”営業をしたいな”という漠然とした気持ちでしたが、どのような営業をするか、何のためにするか、など一緒に考えてくれて、知りたいことも丁寧に教えてくれました。特に自己分析のところで、自分が気付かなかったことまで掘り下げて頂いたことで、自分の方向性がはっきりして、面接でも自然に自分の良い面や気持ちを伝えることができました。

>南山あきさんの詳しい体験談はこちら

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